台風19号で自宅に住めなくなった住民向けに宮城県が大郷町に建設していたプレハブ仮設住宅が完成し28日、
町に引き渡された。県内の台風被災地では最も早く、29日に入居が始まる。
仮設住宅は、町中心部の総合運動場内に全8棟45戸(1DK~4DK)と談話室を整備。
1級建築士などの資格を持つ県土木事務所の職員5人が各棟を巡回して検査し、
スロープの手すりやサッシなどの立て付け、水回りなどを確認した。
各戸に給湯器やエアコン、物置などを設置。
東日本大震災の仮設住宅で寒さを訴える声が続出したのを踏まえ、
防寒対策を重視して天井や壁などの断熱材を厚くし、風呂の追い炊き機能も備えた。
県北部土木事務所の佐藤広喜技術副所長は「予定期日通りに引き渡すことができ、ほっとした。
通常の住宅とほぼ同じ使い方が可能で、安心して生活できると思う」と話した。