野川佐知・OKプレミア証券投資アドバイザー=来週のシカゴ・トウモロコシ相場は弱含みか。
米中貿易摩擦への懸念から上値は重く、需給絡みで在庫増などの弱材料が出れば売られやすい。
12月きりの予想レンジは358~375セント。 今週の穀物市場では、
中国による米国産大豆の大量買い付けの報が伝わったが、反応は乏しく、
引き続き米中の貿易交渉への警戒感が根強いことがうかがわれる。来週は、
中国が10月1日から国慶節で休場になるため、マーケット全体の動きが鈍るだろう。
注目材料は、米農務省が30日に発表する農産物の四半期在庫。
減りが大きければ買い戻しを促す要因になるが、
貿易摩擦の影響で米国の穀物輸出が鈍化している点を考えると、
むしろ在庫は市場予想を上回る水準が示される可能性がある。
その場合、9月上旬の安値を試す動きになるとみている。
(了) [時事通信社]