[22日 ロイター] - アジア通貨は大半が下落。ドルが堅調となり、中東情勢の
緊張の高まりで原油価格が上昇したことを受けた。
ドル相場は、米連邦準備理事会(FRB)による月内の50ベーシスポイント(bp
)利下げ観測が後退したことから底堅く推移。ただ、25bpの利下げは依然見込まれて
いる。
原油先物は、イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRCG)」が英船籍石油タ
ンカーを拿捕(だほ)したことを受けて上昇。原油高はインドやインドネシア、タイとい
ったアジアの主要な石油輸入国の通貨に対して重しとなる。
OCBC銀行のアナリストは22日付の調査ノートで、ドルは今週、アジアの取引で
買い優勢となる見通しで、イラン情勢を巡る「神経質な状況」がアジア通貨にさらなる影
響を及ぼす可能性があると予想。
インドルピーは一時0.4%下落し、約3週間ぶりの安値。インドネシアル
ピアは0.3%安となった。
タイバーツは0.3%下落。6月の貿易統計は輸出が前年比2.15%減と
、予想よりも小幅な減少となったが、影響はみられなかった。
韓国ウォンも軟調となり、一時0.4%下落。韓国税関当局のデータによ
ると、7月1─20日の輸出は前年比13.6%減。半導体の不振が響いた。[nL4N24N06
Q]
一方、中国人民元は0.06%上昇。米中貿易摩擦の解消への期待が元相
場を支えた。
マレーシアリンギとフィリピンペソはほぼ変わらずの水準となった。
0508GMT(日本時間午後2時08分)現在のアジア新興国通貨の対米ドル相場
は以下の通り。
*Previous dayは各通貨のオンショア市場引け値。ただし円とシンガポールドルは前
日NY市場引け値。
Change on the day at 0508 GMT
Currency Latest bid Previous day Pct Move
Japan yen 107.970 107.7 -0.25
Sing dlr 1.361 1.3600 -0.08
Taiwan dlr 31.075 31.050 -0.08
Korean won 1177.500 1174.5 -0.25
Baht 30.850 30.77 -0.26
Peso 51.120 51.09 -0.06
Rupiah 13960.000 13930 -0.21
Rupee 68.990 68.80 -0.27
Ringgit 4.112 4.112 +0.00
Yuan 6.879 6.8810 +0.03
Change so far in 2019
Currency Latest bid End 2018 Pct Move
Japan yen 107.970 109.56 +1.47
Sing dlr 1.361 1.3627 +0.12
Taiwan dlr 31.075 30.733 -1.10
Korean won 1177.500 1115.70 -5.25
Baht 30.850 32.55 +5.51
Peso 51.120 52.47 +2.64
Rupiah 13960.000 14375 +2.97
Rupee 68.990 69.77 +1.13
Ringgit 4.112 4.1300 +0.44
Yuan 6.879 6.8730 -0.09