文部科学省は28日、労働として診療を行っているのに給与が支払われない「無給医」が、
50の大学病院に計2191人いたと発表した。
調査対象とした医師約3万2千人の7%に上るが、
まだ各大学が精査中の医師が1304人いて、人数がさらに増える可能性がある。
無給医の多くは雇用契約を結ばず、労災保険も未加入だった。
各大学は文科省の指導に基づき、給与の支払いや雇用契約の締結を進める。
大学病院には、大学院生らのほか自己研さんや研究目的の医師が在籍し、
その一環で診療に携わる場合には給与を支払わない慣習がある。
調査は99大学の108付属病院に在籍する医師と歯科医師に実施。