エンゼルスの大谷翔平投手(24)が26日(日本時間27日)、本拠地でのレッズ戦前に昨年10月1日に受けた右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)以来、初めてブルペンに入って投球練習を行い「気持ち良く投げられたなと思います。
明日、どのくらい(右肘が)張るのかなとか。そんな感じかなとは思います」と振り返った。
術後約9カ月。エンゼルスタジアムのブルペンでワインドアップから捕手を立たせ20球、
セットポジションから座らせ10球、同じく座らせクールダウンとして10球を投げた。
テンポ良く投げ込み、力加減は「50%くらい」。
昨年9月2日の敵地アストロズ戦以来、297日ぶりとなったマウンドの感触については「懐かしいなという感じはしました。
久しぶりだなって」と話した。
投球練習後には今季から就任したダグ・ホワイト投手コーチと話し込み、ブラッド・オースマス監督から声を掛けられた。
「コーチは今のことだけではなく、来年復帰してからのこととか、
実戦入ってからのこととかっていう感じの(情報の)シェアはしました。
監督は“どうだった?”って感じだったので“良かったよ”と」。
今後は20年の二刀流復帰に向けて打者調整、キャッチボールと並行して、定期的にブルペンに入る予定だ。
新たなステップに入ったことで心境に変化もあり「楽しかったですよ。
キャッチボールもできない時期から比べたら楽しいですし、今日みたいにまた一段落上がってブルペンで投げるのも楽しい。
そうやってちょっとずつ上がっていくのはどの段階でも楽しいかなと思います」と野球少年のような笑顔を見せる場面もあった。
ただ、感慨にふける様子はなく「1年半くらい(試合に)出ないのと、野手でも試合に出続けるのでは、
またやりがいも違うと思いますし。
実戦の感覚も違うと思いますし、それは大きいかなと思います」と、二刀流のメリットを強調した。
この日の同戦は「3番・DH」で2試合連続スタメンで出場予定。
「あくまでも練習ですし、考えるのはやっぱり今日どうやって勝つかっていうところなので」と、
すぐに「打者・大谷」として気持ちを切り替えていた。