休場明け28日の金現物相場は下落。
米中貿易摩擦の先行き不透明感から、安全資産としてドルが買われ、金相場の重しとなった。
金現物は米東部時間午後2時(1800GMT)時点で、0.5%安の1オンス=1278.12ドル。
前営業日には一時5月17日以来の高値となる1オンス=1287.32ドルを付けた。
スタンダード・チャータード銀行の貴金属アナリスト、スキ・クーパー氏は
「市場では、今のところ米中貿易摩擦が最も影響力を持っており、安全資産へ資金を移す流れの中で、
金よりもドルの方が選ばれている」と話した。
クーパー氏は「季節的な需要が強まるか、ドルが軟化するまで、
金が1オンス=1300ドルの水準に達するのは難しい」との見方を示した。
トランプ米大統領は27日、安倍首相との記者会見で「中国と合意する準備はできていない」と述べたため、
米中通商合意への期待感が後退した。
ハイテク株主導で上昇した米株も金相場を圧迫した。
(ロイター時事) [時事通信社]