出版や動画配信などを手がける「カドカワ」は、川上量生社長が異例の2月13日に社長職を解き、
代表権のない取締役に降格することを決定した。
川上氏が創業した傘下のドワンゴの事業が不振で、今年3月期の決算が赤字に転落する見通しとなり、経営悪化の責任を取るための降格役員人事。代わって、松原眞樹専務がカドカワの新社長に就任した。
同社は第3四半期において、ドワンゴ事業につき、固定資産の減損▲37億99百万円を特損計上し、営業利益も前年同期間の1億93百万円の黒字から、▲7億円の赤字に転落すると発表している。
ドワンゴの成長は、麻生太郎氏の甥っ子(現麻生財閥グループ代表)が社外取締役に就任し、2012年の安倍政権誕生時、安倍氏が初めてネット放送局のドワンゴのニコニコ動画に出演したことから、急成長させた政治・政策銘柄。