[ワシントン 28日 ロイター]
- 米政府は28日、ベネズエラ国営石油会社(PDVSA)[PDVSA.UL]に対する制裁を発表した。
ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は
「米政府はこれまでマドゥロ大統領とその仲間らの腐敗を暴いてきたが、
きょうの対応で彼らは不正利得が確実に得られなくなる」と述べた。
PDVSAはベネズエラにとって最大の収入源。
PDVSA傘下には米国に製油所を持つシトゴ・ペトロリアムがあり、
ベネズエラの最も重要な海外資産となっている。
PDVSAに対する制裁は、
マドゥロ政権がシトゴから資金を吸い上げることを防ぐ狙いだと米高官は説明した。
これまでトランプ米大統領は、石油部門を狙った制裁は控えてきた。
ベネズエラ国民の生活が一層苦しくなり、
米国内の企業や消費者にも影響が及ぶことを米国は懸念していた。
ムニューシン米財務長官は、米国内のシトゴについて、
資金が管理された口座に送金されることを条件に、米国内の営業を継続できると説明した。
ムニューシン氏は、石油供給は十分で、
米国内のガス価格にすぐに影響を及ぼすことはないと指摘した。