[22日 ロイター] -
アジア通貨市場では、大半の新興
国通貨が対米ドルで下落。
中国の経済見通しの悪化により、アジ
アと世界の経済成長に対する懸念が広がり、リスク資産への投資
意欲が後退した。
国際通貨基金(IMF)は21日、2019年と20年の世
界経済成長率見通しを下方修正。
欧州や一部の新興国市場の低迷
が要因と説明した上で、貿易摩擦が解決されなければ鈍化しつつ
ある世界経済を一段と揺るがしかねないとの見方を示した。
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みずほ銀行は22日のリポートで「ドル相場はまちまちだっ
たが、中国の(第4・四半期の)国内総生産(GDP)の伸びが
鈍化したことで、アジア通貨に対しては明らかに上昇した」と述
べた。
マレーシアリンギの下げが目立ち、一時0.5%安
。ロイター調査によると、24日発表予定の昨年12月の消費者
物価指数(CPI)は前年比0.4%上昇と、前の月から小幅加
速する見通し。
フィリピンペソは一時0.3%安の1ドル=52
.900ペソと、2018年12月27日以来の安値を付けた。
タイバーツ、インドルピー、シンガポール
ドルは小幅安。
半面、インドネシアルピアは一時0.2%高。前日
は一時0.4%下落していた。
韓国ウォンは一時0.3%安の1ドル=1130
.90ウォンと、12月20日以来の安値。
韓国銀行(中央銀行
)が22日発表した2018年通年のGDPは2.7%増と、6
年ぶりの低い伸びにとどまった。
台湾ドルは小幅安。12月の輸出受注は前年比10
.5%減と、予想より大幅な減少を記録した。
0501GMT(日本時間午後2時01分)現在のアジア新
興国通貨の対米ドル相場は以下の通り。
*Previous dayは各通貨のオンショア市場引け値。
ただし円
とシンガポールドルは前日NY市場引け値。
Currency Latest bid Previous day Pct Move
Japan yen 109.460 109.66 +0.18
Sing dlr 1.360 1.3588 -0.11
Taiwan dlr 30.859 30.851 -0.03
Korean won 1130.200 1128.1 -0.19
Baht 31.830 31.775 -0.17
Peso 52.880 52.74 -0.26
Rupiah 14205.000 14220 +0.11
Rupee 71.310 71.28 -0.05
Ringgit 4.130 4.11 -0.48
Yuan 6.803 6.7961 -0.11
Change so far in 2019
Currency Latest bid End 2018 Pct Move
Japan yen 109.460 109.56 +0.09
Sing dlr 1.360 1.3627 +0.18
Taiwan dlr 30.859 30.733 -0.41
Korean won 1130.200 1115.70 -1.28
Baht 31.830 32.55 +2.26
Peso 52.880 52.47 -0.78
Rupiah 14205.000 14375 +1.20
Rupee 71.310 69.77 -2.16
Ringgit 4.130 4.1300 +0.00
Yuan 6.803 6.8730 +1.02