16日の米株式相場は続伸して始まった。
午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前週末比59ドル79セント高の2万2931ドル48セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同21.487ポイント高の6627.288で推移。
ともに前週につけた過去最高値を上回っている。
原油先物相場の上昇を受けて石油関連株が買われ、相場を押し上げている。
米主要企業の7~9月期決算発表が本格的に始まり、企業業績の改善期待も相場を支えた。
米ニューヨーク連銀が発表した10月の製造業景況指数は30.2と3年ぶりの高水準となり、20程度だった市場予想を大きく上回った。
米景気の回復基調が続いているとの見方から投資家がリスクを取る姿勢を強めた。
イラク軍部隊が北部クルド自治政府の独立阻止に向け、北部の産油地帯キルクークに進軍した。
前週末にはトランプ米大統領がイランに対する経済制裁を検討する姿勢を示した。
中東の原油供給の不透明感が意識され、米原油先物相場が一時1バレル52ドル台前半とほぼ2週ぶりの水準に上昇。
収益拡大につながるとの見方からシェブロンやエクソンモービルなど石油株に買いが入った。
米給食大手のアラマークが上昇。
非上場の同業2社を総額23億5000万ドル(約2600億円)で買収する計画が伝わり、事業拡大を見込んだ買いが入った。
米証券会社による目標株価の引き上げが伝わった米銀のバンク・オブ・アメリカが上昇。
16日夕に四半期決算を発表する予定の動画配信大手ネットフリックスは上場来高値を更新して推移している。
ダウ平均の構成銘柄では今週に決算を発表するゴールドマン・サックスや損保のトラベラーズが上昇。JPモルガン・チェースやアップルも高い。
一方、非上場化の交渉を一時中断すると発表した百貨店のノードストロームが大幅に下落。
米証券会社が投資判断を引き下げた自動車のフォード・モーターが安い。
ダウ平均の構成銘柄ではアメリカン・エキスプレスや小売りのウォルマート・ストアーズが下げている。