8日の東京商品取引所で原油が続落した。
世界的な需給の緩みに警戒した売りが優勢だった。
15時すぎにかけて下げ幅を広げ、3月下旬以来1カ月半ぶりの安値をつける場面もあった。
25日の石油輸出国機構(OPEC)総会では減産の延長で合意するとの観測が広がっている。
もっとも市場では「現行の減産幅で期間を延長するだけなら、需給の改善には寄与しない」(商品先物会社)との指摘が出ていた。
フランスの大統領選でマクロン氏が勝利し、欧州の政治リスクが大きく後退したことを背景に株式、債券市場では投資家のリスク選好姿勢は強まったものの原油相場への影響は限られた。
ニューヨーク原油先物は前日急落した反動で日本時間8日の時間外取引では上昇した。
白金は続落した。
同じ貴金属である金相場の下落につれて白金にも売りが優勢だった。
欧州の政治リスク後退は欧米景気に需要が左右される傾向の強い白金にとって相場の下支え要因になった。
以下は主な商品(期先)の清算値。
・金 4447円 62円安
・白金 3340円 26円安
・ガソリン 4万7870円 610円安
・原油 3万4800円 810円安
・ゴム 206.6円 15.1円安
・トウモロコシ 2万2280円 20円安
・一般大豆 4万7320円 440円高
※単位は
金と白金が1グラム、
ガソリンと原油が1キロリットル、
ゴムが1キログラム、
トウモロコシと一般大豆が1トン。