鳥取県中部で震度6弱を観測した地震で、県は31日、
公共土木関連の被害額が26億3千万円に拡大したと発表した。
下水道関係は12億8千万円に膨らんだ。中でも地下に埋設された下水管の調査が難航し、
復旧の長期化が懸念される。
住宅被害は同日午後6時現在で8487棟に上り、
避難者数は倉吉、三朝、北栄の1市2町で計261人(本紙まとめ)となっている。
下水道被害の内訳は、道路陥没37カ所▽マンホール40カ所
▽処理場など8カ所
▽ポンプ施設1カ所―の計86カ所。
破損した下水管の総延長は調査中。
倉吉市の打吹公園の被害額は1億6千万円。
一方、軽微な破損に支給される「被災者住宅修繕支援金」の申請業務に関し、
県は簡易な計算法を採用する方針だ。
県は、被災者に対する罹災(りさい)証明書の交付で
倉吉、湯梨浜、北栄、三朝の1市3町の業務を支援するため、
総務省を通じて全国の自治体に現場で判定に当たる人員の追加派遣を要請。
1市3町で延べ844人が必要と見込まれ、
格的な業務着手から2週間での完了を目指すという。
また「被災宅地危険度判定」は、要請のあった4741件全ての判定が完了。
このうち「立ち入り危険」は210件、「要注意」は337件だった。