17日のシカゴ穀物市場で大豆は反発し、中心限月物の終値として約1カ月ぶりの高値をつけた。
11月物の終値は前日比8.75セント高の1ブッシェル=10.16ドルだった。
米農務省が前日に続いて中国の買い付けを公表し、輸出の活況見通しが広がった。
18日に米農務省が公表する週間の輸出売上高が高水準になるとの見方も支援材料になった。
トウモロコシと小麦は続伸した。
ファンドが売り持ち解消の買いを入れた。
トウモロコシはエタノールの週間の生産量が記録的な水準だったことも支援材料になった。
12月物終値は同2.5セント高の3.3975ドル。
小麦は「欧州産小麦の価格上昇も買いの背景にある」(米穀物アナリスト)という。
9月物終値は同2.5セント高の4.26ドルだった。
18日の東京商品取引所で金が反落した。
外国為替市場での円高・ドル安が円建て価格の割高感を意識させ、売りが優勢だった。
一方で、下げ渋る場面も目立った。
円相場が1ドル=100円台に戻したことに加え、
米国の早期利上げ観測が一段と後退していることで、
実物資産である金を買う動きも根強い。
ニューヨーク金先物は時間外取引で一時前日比上げ幅を10ドル超に広げた。
パラジウムは反落した。対ドルの円相場上昇に加え、
米国景気に不透明感が漂うなかで、需要鈍化に対する見方が意識され売りが出た。
以下は主な商品(期先)の清算値。
・金 4334円 14円安
・白金 3606円 7円安
・ガソリン 4万90円 210円高
・原油 2万9720円 140円高
・ゴム 155.2円 3.2円安
・トウモロコシ 1万9560円 140円安
・一般大豆 4万3260円 240円安
※単位は
金と白金が1グラム、
ガソリンと原油が1キロリットル、
ゴムが1キログラム、
トウモロコシと一般大豆が1トン。
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