終値は前営業日の6月30日に比べ264.83ポイント(1.27%)高の2万1059.20と
心理的節目の2万1000を上回った。
6月8日以来、約1カ月ぶりの高値となった。
1日に欧米株が続伸し、投資家心理が改善した。
英国の欧州連合(EU)離脱決定後の金融・資本市場の動揺が一服し、
世界の中央銀行が景気下支えのため金融緩和に動くとの期待も相場を支えた。
英系金融大手HSBCなど英国関連株が上昇した。
香港のメーンボード(東証1部に相当)の売買代金は686億香港ドルと、
前営業日からやや減少した。
ハンセン指数を構成する50銘柄のうち、43が上昇、4が下落し、3が横ばいだった。
中国・上海株の上昇を支えに、中国企業株も買われた。
H株(中国本土企業株)指数は3日続伸し、1.02%高の8802.35だった。
レッドチップ(中国本土系香港企業株)指数も3日続伸で0.93%高の3658.69だった。
英系金融大手スタンダードチャータード、英保険大手プルーデンシャルが買われた。
中国インターネット大手の騰訊HD(テンセント)は実質的な上場来高値を更新した。
中国銀行など他の金融株や通信大手の中国移動など時価総額上位銘柄も上げた。
米国で早期利上げ観測が後退し、金融政策で米国に追随する香港の低金利環境が続くとの
観測が広がったため、香港不動産株も大幅高だった。
中国不動産大手の万科企業は急伸した。
半面、取引を再開したセメントの中国西部水泥は24%超安となった。
昨年11月に大株主で同業大手の安徽海螺水泥の一部傘下会社の権益を取得すると発表し、
事業拡大期待などからこれまで株価が上昇していた。
4日にその計画を白紙に戻すと発表し、失望した売りが膨らんだ。

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4日の上海株式相場は続伸した。
上海総合指数は前週末比56.1282ポイント(1.91%)高の2988.6040と、
指数は心理的節目の3000に接近した。
5月5日以来、約2カ月ぶりの高値を付けた。
6月の製造業の景況感指数が低下したのをきっかけに、中国人民銀行(中央銀行)が
7月中にも金融緩和に踏み切るとの観測が高まった。
人民銀が公開市場操作(オペ)などを通じて厚めの資金供給を続けるとの
思惑も相場を下支えした。
売買代金は2531億元と4月20日以来の多さとなった。
2016年1~5月の非鉄金属産業の利益合計が前年同期比8.6%増の
687億4000万元だったと伝わった。
これを手掛かりに盛屯鉱業集団など関連株が相次ぎ制限値幅の
上限(ストップ高水準)まで買われた。
1日に湖北省武漢市で発生した洪水の影響で水道設備の需要が増えるとの見方も強まった。
安徽水利発展も10%高となった。
金融株も全面高だった。
個人投資家の心理を映すとされる深圳のベンチャー企業向け「創業板」指数は反発し、
1.69%高の2248.712だった。
一方、深圳では不動産大手の万科企業が半年以上停止していた取引を再開し、
制限値幅の下限(ストップ安水準)まで売られた。
取引停止中に重複上場する香港市場で株価が下落したためで、
市場では「6日までストップ安が続く」との声があった。