【NQN香港=森安圭一郎】
22日午前の香港株式市場でハンセン指数は反発した。
午前の終値は前週末比214.73ポイント(1.11%)高の1万9500.23。
取引時間中に心理的節目の1万9500を上回るのは2日以来ほぼ3週間ぶり。
上昇幅は230ポイントを超える場面があった。
中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)を前にした政策期待や、
中国証券当局のトップ交代で市場改革が進むとの観測から中国本土株が上昇。
香港市場でも本土系銘柄を中心に買われた。
もっとも、24日に予定される香港財政官による新年度予算演説や、
26~27日に中国・上海で開く20カ国・地域(G20)
財務相・中央銀行総裁会議の結果を見極めたいとのムードもあり、
ハンセン指数は伸び悩む場面があった。
ハンセン指数を構成する50銘柄のうち上昇は43、下落は5、横ばいは2だった。
中国関連では、香港上場の中国本土企業株で構成するH株指数が反発し1.54%高。
本土系の香港登記銘柄で構成するレッドチップ指数も反発で0.73%高だった。
個別では、中国建設銀行や中国工商銀行といった時価総額の大きい本土の銀行株が高い。中国平安保険や中国人寿保険は1月の保険料収入の好調も追い風になり上昇。きょう2015年12月期の決算発表を予定する英銀のHSBCも堅調だった。
半面、米原油先物相場の下落を嫌気して中国石油天然気が安い。19日の大引け後に発表した15年12月期決算速報が大幅な減収減益だったマカオカジノ運営の金沙中国(サンズ・チャイナ)は上値が重く、横ばいだった。