12日朝方の東京商品取引所で原油が大幅に反落している。
取引の中心である2016年6月物は、
前週末の清算値と比べ2120円安の1キロリットル2万3860円で始まった。
その後2万3710円まで下落し2009年1月5日以来、約7年ぶりの安値を付けた。
中国景気への懸念で11日のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の
原油先物相場が約12年ぶりの安値を付け、東京原油にも売りが及んでいる。
世界的な需給の緩みを材料に短期的な取引をする参加者から売りが出ている。
WTI原油は1バレル30ドルが節目として意識されるが、
「米国などで生産調整が確認できるまで下落が続く」(商品先物会社)との声があった。
金は反落している。
中心限月の16年12月物は50円安の1グラム4121円で始まった。
11日のニューヨーク金先物の下落が重荷になった。
日経平均株価の続落などは
「安全資産である金の相場を下支えする」(商品先物会社)との見方もあった。
金の代表的な上場投資信託(ETF)であるSPDR(スパイダー)
ゴールド・シェアの純資産残高は11日時点で651.68トンと
15年12月1日以来、約1カ月ぶりの高水準に膨らんだ。
トウモロコシは反落している。
中心限月の17年1月物は同140円安の1トン2万1600円で始まった。