【NQNニューヨーク=横内理恵】
24日の米株式相場は売り優勢で始まった。
午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比86ドル55セント安の1万7706ドル13セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同23.414ポイント安の5079.064で推移している。
トルコ軍が同国南部のシリア国境付近で領空を侵犯したロシア軍機を撃墜したことが明らかになった。
地政学リスクを警戒するムードが強まったことから欧州株式相場が大幅安となり、米市場でも投資家が運用リスクを避ける動きにつながっている。
外国為替市場ではトルコリラ相場が急落し、トルコの代表的な株価指数であるBIST100も4%弱下げている。
朝方発表された7~9月期の米実質国内総生産(GDP)改定値は前期比年率2.1%増と1.5%増だった速報値から上方修正された。
市場予想とほぼ一致したため、相場の反応は限定的だった。
映画・娯楽のウォルト・ディズニーや通信のベライゾン・コミュニケーションズが安い。
半導体のPMCシエラを買収することで合意したと発表した同業のマイクロセミが大幅安。PMCにも売りが出ている。
前日夕に著名投資家のビル・アックマン氏率いるパーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントが株式の保有額を積み増したことが明らかになったが、製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルも下げた。
宝飾品のティファニーが上昇。
四半期決算と併せて慎重な業績見通しを示したが材料出尽くしが意識され買いが先行している。
決済サービス「アップルペイ」の中国での導入に向けて地元の金融機関との交渉を進めていると報じられたアップルも高い。
1株利益見通しを引き上げた食品のキャンベルも買われている。