【シカゴ時事】
来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物相場は、買い材料に乏しく、上値が重い展開が続きそうだ。ただ、売り材料も出尽くしたため、下値も限られ、レンジ取引になる公算が大きい。
今週発表された需給報告では、米国産トウモロコシ、大豆がともにイールドや期末在庫が市場予想以上に上方修正され、需給の緩和が進んでいることが明らかになった。
これを受け、トウモロコシ、大豆ともに大きく値下がりした。
このほかにも、ドル高による輸出競争力の低下や、南米での良好な生育など弱材料が相次いでいる。ただ、需給報告後に急落した後は安値拾いの買いも入り、下げ渋った。
プライス・フューチャーズ・グループのジャック・スコビル氏は
「来週も軟調な展開になるだろう」と指摘。
同氏によると、トウモロコシ12月物の下値支持線と上値抵抗線はそれぞれ356セントと373セント、大豆1月物はそれぞれ850セントと875セント。
13日の清算値は次の通り(1ブッシェル当たり)。
トウモロコシ12月物=前週末比14.75セント安の358.25セント、
大豆1月物=12.00セント安の855.25セント、
小麦12月物=27.50セント安の495.75セント(了)