(ブルームバーグ):
鉄鉱石価格が再び下落基調となっている。
中国発のデータとコメントが需要のさらなる軟化を示唆する一方、大手生産各社が低コスト供給の増加を発表したことから、価格は3カ月ぶりの安値まで下げた。
マインライフ(シドニー)の創業者で資源担当シニアアナリストのガビン・ウェント氏は「『ビッグスリー(大手3社)』の追加生産が引き続き価格を押し下げるだろう。
中国の需要は引き続き弱く、鉄鋼業界は利ざやを圧迫されて打撃を受けている」と指摘した。
大手3社はリオ・ティント・グループ、BHPビリトン、ヴァーレ。
豪ウエストパック銀行によると、鉄鉱石価格は年間ベースで3年連続の下落となる可能性が高まっており、最近の下げにより7月以降維持してきた1トン=50-60ドルの取引レンジを下回るリスクが高まっている。
メタル・ブレティンによれば、中国・青島に荷揚げされる鉄鉱石(鉄分62%)の価格は22日、4日続落し前日比1.2%安の1ドライトン=52.18ドルと、7月24日以来の安値を付けた。
原題:Iron Ore Is Buckling Again as Supply Jumps, China Demand Sags(抜粋)
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更新日時: 2015/10/23 12:57 JST