ドバイ原油・13日午前、下落
アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格は13日午前、
取引の中心となる12月渡しが1バレル47.40ドル前後で取引されている。
前週末に比べて3.20ドル安い。
【ニューヨーク・ロイターES=時事】
12日の米欧石油市場では、英国産標準油種北海ブレントと
米国産標準油種WTIの両先物が5%超下落した。
先週、11週ぶりの高値に値上がりした後で利食い売りが
出たほか、石油輸出国機構(OPEC)が供給過剰感の中で
原油生産を引き続き増やしたとの報も圧迫要因となった。
ブレント、WTIとも9月初め以来最大の下落率となった。
清算値はブレント11月きりが2.79ドル安の
1バレル=49.86ドル、
WTI11月きりは2.53ドル安の47.10ドル。
WTIは先週、100日移動平均を上回り、
9日には200日移動平均に迫った。
タイシェ・キャピタル・アドバイザーズのタリク・ザヒール氏は
「ファンダメンタルズは変わっておらず、WTIは
100日と200日の両移動平均が強い抵抗線だった。
相場がさらに下落すれば、買い持ちのトレーダーには
一段の売り圧力が加わる可能性がある」と述べた。
OPEC月報によれば、加盟12カ国の9月の産油量は
日量3157万バレルと、前月から11万バレル増加した。
月報はまた、2016年の世界原油需要の伸びを
日量125万バレルと予想し、4万バレル下方修正。
中国の伸びの鈍化に言及した。
シーポート・グローバル・セキュリティーズの
リチャード・ヘイスティングス氏は
「OPECの16年の需要予測は、需要の強さについて
若干の懸念を示唆するものだ」と説明した。(了)