きょうの国内市況(8月25日):株式、債券、為替市場 | 人生の水先案内人

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価格 前日比 前日比(%) 更新時間
17,806.70 -733.98 -3.96 15:28

構成銘柄数225
値上がり銘柄数5
値下がり銘柄数220
変わらず銘柄数0

年初来変化率2.04
始値18,171.66
高値18,835.35
安値17,747.50 

●日経平均1万8000円割れ、世界景気懸念根強い-中国関連業種に売り

東京株式相場は6営業日続落し、日経平均は半年ぶりに1万8000円を割りこんだ。

中国経済に端を発する世界景気に対する不安感は根強く、リスク回避の動きが継続した。

商社などの卸売や海運、鉄鋼、非鉄金属など中国経済の恩恵を受ける業種に下げが目立ち、空運を除く東証1部32業種が下落した。

TOPIXの終値は、前日比48.22ポイント(3.3%)安の1432.65、日経平均株価は733円98銭(4%)安の1万7806円70銭。TOPIXの6日続落は2014年4月以来、日経平均は12年11月以来となる。

富国生命保険の山田一郎株式部長は、「中国経済の現状がはっきりわからないことが一番の不安要因。日本もこの何年かの増益部分は中国に起因するものが多く、中国経済の成長が剥げてしまうと怖い」と指摘。日本株市場では「投機的な動きが加速しており中国株市場と連動してしまっている」と話した。 

東証1部33業種では、倉庫・運輸、非鉄金属、鉄鋼、陸運、卸売、海運、水産・農林など32業種が下落。空運株1業種のみが上昇で引けた。

売買代金上位では、トヨタ自動車、ソフトバンク、ファーストリテイリング、ファナックなどが下落。

任天堂や村田製作所は上昇した。

東証1部の売買代金は4兆9241億円と2014年11月4日以来の高水準、売買高は47億4004万株。上昇銘柄数は116、下落は1751。


●債券反落、高値警戒感や株安で益出し懸念-40年債入札は予想範囲内

債券相場は反落。先物が前日の夜間取引で高値更新後に軟化した流れを引き継いで売りが先行した。株式相場の急落に伴い、債券で益出しの売りなどが出るとの懸念も重しとなった。

一方、きょう実施の40年債入札結果は予想範囲内との見方が出ていた。

長期国債先物市場で、中心限月9月物は前日比10銭安の147円99銭で開始。その後は徐々に水準を切り下げ、午後に入ると147円82銭と18日以来の安値を付けた。

結局は15銭安の147円94銭で引けた。

前日の夜間取引では一時148円29銭と、中心限月で4カ月ぶり高値を付けた後、147円95銭に下げて引けた。

ドイツ証券の山下周チーフ金利ストラテジストは、「前日から株価が下がると円債を益出しするのではないかとの警戒感がある。

日銀が円債を吸収した分、株式や商品でリスクを取っている面もあるだろう。

10年金利が0.4%台だったらラリーしたかもしれないが、今の水準から買い進むにはファンダメンタルズ悪化の裏付けも必要だ。

今のところ0.30-0.40%レンジのイメージではないか」と話した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の339回債は日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値を2ベーシスポイント(bp)上回る0.365%で開始。

午後に入ると0.38%と、18日以来の水準に上昇し、その後は0.37%で推移している。

財務省がこの日の午後零時45分に発表した表面利率1.4%の40年利付国債(8回債)の利回り競争入札の結果によると、最高落札利回りは1.535%と事前の市場予想1.54%をやや下回った。

投資家需要の強弱を示す応札倍率は2.30倍と、2011年8月以来の低水準となった。

●ドル・円は119円台前半、中国株懸念根強く円が下落幅縮小

東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=119円台前半で推移。

中国株の先安懸念が根強い中、プラス圏に浮上していた日経平均株価が大幅安で取引を終えたことから、リスク回避に伴う円買い圧力が戻った。

午後3時45分現在のドル・円相場は119円18銭付近。

円は朝方に付けた118円26銭を上値に午前の取引で一時120円11銭まで水準を切り下げたが、午後には再び118円台後半に値を戻すなど、日本株の動向に振り回される展開となった。

前日の海外市場では一時116円18銭と、1月以来の円高値を付けていた。

IG証券の石川順一マーケットアナリストは、中国株式は序盤買い戻される場面もあったが、再び下落幅を拡大する展開になり、日経平均株価も連れ安になったと指摘。「株式市場が振るわない状況で、リスク回避の円買い圧力が強まりやすい」と言う。  

麻生太郎財務相は25日の閣議後会見で、116円台まで円高が進んだ為替相場について、「急」というより「荒い」との見方を示した。

甘利明経済再生相は閣議後の会見で、円は「安全資産として買われている」とし、円が安全とは日本経済がしっかりしているとの評価だと語った。

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更新日時: 2015/08/25 16:10 JST