倒産・動向記事 「沖縄」宮古島マリンターミナル(株)特別清算開始決定受ける | 人生の水先案内人

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2015/08/03(月) 元・不動産賃貸
第三セクター

宮古島マリンターミナル株式会社
特別清算開始決定受ける
負債23億4600万円

TDB企業コード:909001451
「沖縄」 宮古島マリンターミナル(株)

(資本金7億7000万円、宮古島市平良下里108-11平良港ターミナルビル、代表清算人下地敏彦氏)

は7月22日、那覇地裁より特別清算開始決定を受けた。

 
申請代理人は阿波連光弁護士(那覇市前島2-9-13、
弁護士法人ひかり法律事務所、電話098-941-0660)。

 
当社は1990年(平成2年)11月に、平良市(現・宮古島市)を中心とする第三セクター方式により、平良港のターミナルビルの不動産賃貸事業を目的に設立された。

96年に総額約52億円を投じた施設が完成、14階建て施設の2~4階は貸事務所・店舗、上層階はホテルとして賃貸し、2004年3月期は年収入高約2億5400万円を計上した。

 しかし、多額の減価償却負担から債務超過に転落していたうえ、観光客の低迷や周辺宿泊施設との競合から中核施設であるホテル運営業者からの賃貸料入金遅延が慢性化し、資金繰りが悪化。

金融機関からの借入金返済を棚上げする一方、金利減免などの支援を受け、また、従業員給与などの固定費削減により立て直しを図ったものの、ホテル運営業者からの賃貸料収入が安定せず、2013年3月期の年収入高は約5700万円まで落ち込んでいた。

こうしたなか、伊良部大橋の開通などで事務所テナントの撤退も相次ぎ、大幅な債務超過の解消や収益改善の見通しが立たないことから、当社は6月30日開催の株主総会決議で解散していた。

 負債は2015年3月期末時点で約23億4600万円。

 なお、平良港ターミナルおよびホテルは現在も運営は継続している。