【NQNニューヨーク=川内資子】
30日の米株式相場は反落して始まった。
午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比32ドル20セント安の1万7719ドル19セント、
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同11.903ポイント安の5099.830で推移している。
前日までに相場が大きく続伸した反動で、目先の利益確定を目的とした売りが出た。
四半期決算を発表した日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)など大型株の一角が大きく下げたことも相場を押し下げ、ダウ平均は下げ幅を一時100ドル超まで広げた。
朝方発表された4~6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値は季節調整済みの前期比で年率2.3%増と、伸び率は市場予想を下回った。
ただ、年次改定の影響もあって1~3月期が大きく上方修正されたため、今のところ株式相場への反応は限られている。
P&Gは決算と同時に発表した2016年6月期通期の業績見通しが慎重と受け止められた。
前日夕に減益決算を発表した交流サイト(SNS)のフェイスブックも安い。
ダウ平均の構成銘柄ではアップルや保険のトラベラーズ、建機のキャタピラーの下げも目立つ。
一方で、決算発表と併せて15年の契約者数見通しを上方修正した携帯電話のTモバイルUSが上昇した。
決算発表ともに追加で自社株買いを実施すると公表した食品のモンデリーズ・インターナショナルは大幅高で始まった。