〔NY金市況・詳報〕上伸=週間では4週ぶり下落(10日) | 人生の水先案内人

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【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES=時事】

10日の金相場は、上伸。チャート上の節目を上抜けたが、週間では4週ぶりの下落で、ドル高や米国の年内の利上げ観測が上値を抑えている。
 
金現物は、米東部午後2時23分(1823GMT)時点で、1%高の1オンス=1206.46ドル。

序盤は横ばいだったが、テクニカル的な抵抗線の1196ドルを上抜けたことで、自動的な買い注文を誘発、上昇の勢いが加速した。
 
サクソバンクのシニアマネジャー、オーレ・ハンセン氏は「1225ドル近辺の抵抗線を上抜けるには、実体的な買いが一定程度入る必要がある」と話した。
 
ただ、週間では、金現物はなお0.3%安。

前週末の雇用統計を受けて、週初の6日には1224.10ドルの7週間ぶり高値を付けたが、その後は水準を下げた。
 
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは、0.9%高の1オンス=1204.60ドル。
 
RCMオルタナティブズのディレクター、マット・ブラッドバード氏は、金現物の100日移動平均が1211.69ドルと指摘した上で、「100日移動平均が上値抵抗線となる」と話した。
 
ただ、トレーダーらは、長期的な金相場の見通しは依然弱気とみている。

米連邦準備制度理事会(FRB)幹部が6月の利上げの可能性を示唆したことは、金の上値を抑えた。
 
トムソン・ロイターのGFMSのアナリストによると、米国経済が欧州や新興国に比べ比較的堅調なことを理由に、金相場が今年、1100ドルの5年ぶり安値を試す可能性もあるという。(了)