[シドニー 16日 ロイター] -
S&P/ASX200指数
0337GMT 5795.9 18.6安
前営業日終値 5814.5 35.7安
中盤のシドニー株式市場は小幅続落。
米ドル高を懸念していた投資家がアジアの輸出
業者へのプラス効果に視線を転じたため、序盤の大きな下げ幅を削る展開となった。
2月の米卸売物価指数が低調だったことを受け、シドニー株は序盤の取引で1%近く
下落。
米利上げ観測による米ドル高も続き、米国の輸出業者には圧力となっていた。
引き続き軟調な原油、鉄鉱石価格もオーストラリアの資源会社にとっては圧迫材料だった。
ただ、アジアの輸出業者がドル高によって恩恵を受けるとの見方から、シドニー株は
中盤の段階で大幅に下げ幅を縮小した。
CMCマーケッツのチーフ・マーケット・ストラテジスト、マイケル・マッカーシー
氏は「ある人にとっての為替面での損失は、別の人にとっては利益となる」と指摘。「米
ドル高は米企業にとっては悪材料だが、アジア太平洋地域の輸出業者にとってはまさに好
材料だ」と述べた。
S&P/ASX200指数は0337GMT(日本時間午後零時37分)時点で、前
営業日終値比18.6ポイント(0.32%)安の5795.9。
米国産原油が米ドル高や供給過剰懸念で6年ぶりの安値を付けたことを受け、エネル
ギー株が下げを主導している。