【NQNニューヨーク=古江敦子】
11日の米株式相場は小高く始まった。
午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比28ドル03セント高の1万7690ドル97セント、
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同2.800ポイント高の4862.595で推移している。
欧州株式相場が上昇し、運用リスクを取る動きが米市場にも及んだ。
相場が前日に大幅下落した後とあって、目先の戻りを見込んだ買いが入りやすかった。
朝方に外国為替市場でユーロが主要通貨に対して一段安になった。
欧州の輸出企業の収益が改善するとの期待から欧州株に買いが加速した。
一方、ドル高に伴う米企業業績への懸念からの売りはいまのところ一服している。
個別銘柄では、半導体のインテルや製薬のメルク、金融のゴールドマン・サックスなどが上昇。
証券大手が投資判断を「強い買い」にしたと伝わった半導体大手サンディスクや、「買い」から投資判断が始まったと報じられたドーナツチェーンのダンキン・ブランズ・グループが高い。
業績見通しが市場から強気と受け止められた衣料のエクスプレスにも買いが先行。
一方、ネットワーク機器のシスコシステムズやクレジットカードのビザが下落。
証券大手が投資判断を「売り」に設定したと伝わったファストフード大手のウェンディーズも下げている。