【NQNニューヨーク=神能淳志】
27日の米株式相場は小動きで始まった。
午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比13ドル77セント安の1万8200ドル65セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同0.007ポイント高の4987.897で推移している。
ダウ平均など主要な株価指数が過去最高値圏で推移してきたことから、週末とあって米株式には目先の利益確定を目的とした売りが先行した。
米商務省が27日発表した2014年10~12月期の米実質国内総生産(GDP)改定値は前期比年率2.2%増と、速報段階(2.6%増)から下方修正された。
一方で、市場予想(2%程度の増加)ほどは減速しなかったため、米株式相場への影響は今のところ限られている。
個別銘柄では、ボーイングのほか、ホームセンター大手のホーム・デポやマクドナルドが安い。
26日夕に発表した14年11月~15年1月期決算で、最終損益が市場予想に反して赤字に転落した百貨店のJCペニーは10%超急落している。
一方で、前日発表した四半期決算が増収増益だったほか、自社株買いや増配を公表した衣料品大手のギャップが上昇したほか、新たに自社株買いを実施する計画を発表した同業のアーバン・アウトフィッターズも高い。
一部の証券会社が投資判断を引き上げたと伝わった物流大手のフェデックスも買いが優勢だ った。