【NQNニューヨーク=川内資子】
29日の米株式相場は小安く始まった。
午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は
前週末比23ドル14セント安の1万8030ドル57セント、
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は
同2.106ポイント安の4804.753で推移している。
ギリシャ議会が大統領選出に失敗し、2015年1月に
総選挙を実施することが決まった。
同国の政情を巡る不透明感が強まり欧州株式相場が
総じて下落し米市場にも波及した。
前週末にかけてダウ平均は連日で過去最高値を更新していたため、
目先の利益を確定する目的の売りも出やすい。
個別株では、
通信のベライゾン・コミュニケーションズや
コカ・コーラ、マイクロソフトが下落。
ソニーの米預託証券(ADR)が小安い。
傘下のソニー・ピクチャーズエンタテインメント
(SPE)が公開した北朝鮮を題材にした
コメディー映画の
インターネット配信が好調な滑り出しとなったが
利益確定売りに押されている。
グーグルが小動き。中国で電子メールサービス
「Gメール」に障害が発生したと伝わったが、
反応は限られている。
一方、著名投資家のカール・アイカーン氏が
大量に株式を取得した工業機械のマニトウォックが急伸。
原油先物相場の上昇を受けて、シェブロンなど
石油株の一角が買われている。