【NQNニューヨーク=大石祥代】
17日の米株式相場は反発して始まった。
午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前
日比55ドル30セント高の1万7124ドル17セントで推移している。
その後、上昇幅を120ドル超に広げる場面もある。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は
同8.238ポイント高の4556.072で推移している。
ダウ平均は前日まで3日続落し1カ月半ぶりの安値を付けた
反動で、目先の戻りを見込んだ買いが先行した。
11月の米消費者物価指数(CPI)が前月比0.3%低下した。
低下幅は市場予想の0.1%より大きかった。
いまのところ発表を手掛かりとした値動きは限られている。
外国為替市場では前日までに急落したロシア・ルーブルが
やや持ち直している。
投資家心理の悪化にひとまず歯止めがかかった面もある。
午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を控え、
市場では全般に様子見の雰囲気が強い。
声明での金融政策の先行きを示すフォワードガイダンスである
「相当な期間」との文言の扱いや、
イエレン議長の記者会見に注目が集まっている。
増配と自社株買いを発表した、格付け会社などを
傘下にもつムーディーズ・コーポレーションが上昇。
四半期決算を発表した食品のゼネラル・ミルズも上げた。
ダウ平均構成銘柄では、クレジットカードのビザや
金融のゴールドマン・サックスに買いが先行した。
一方、四半期決算が市場予想ほど伸びなかった物流の
フェデックスが安い。
建設機械のキャタピラーや
航空機のボーイングも下げて始まった。