J2山形決勝進出 一丸で歴史的勝利 | 人生の水先案内人

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サッカーの第94回天皇杯全日本選手権
(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)
第13日は26日、準決勝2試合が行われ、
J2山形はヤンマースタジアム長居でJ2千葉を3-2で制し、
初めて決勝に進んだ。
決勝で5大会ぶり4度目の制覇を狙うJ1G大阪と戦う。

 ▽準決勝
山形 3 2-1 2 千葉
     1-1

 
山形が点の取り合いを制した。
前半2分に山崎のシュートで先制。
1-1の33分には右CKから金範容が頭で決めてリードした。
2-2の後半26分にカウンターから山田が決勝点を奪った。
この後はGK山岸を中心に守り抜き反撃をしのいだ。




◎不屈の姿勢競り合い制す

 「われらの誇りを歴史に刻め」。
サポーターが応援歌を歌い終えた時、試合終了の笛が鳴り、その通りの場面が訪れた。
山形が東北勢として81大会ぶりの天皇杯決勝進出という、歴史的勝利をつかんだ。
 
リードしては2度追い付かれる展開でしぶとく勝った。
決勝点の立役者は川西、山田の2人だ。
 
後半26分、ペナルティーエリア前中央へ持ち込んだ川西が右へとスルーパス。
山田が拾い、GKとの1対1の勝負を制してねじ込んだ。
 
「前半は持ち場でほとんどいいところがなかった。
決勝点は少しトラップミスしたが、むしろ落ち着いてシュートできた」と山田はほっとする。
 
川西は、守備で2失点目につながる痛恨のパスミスがあった。
「責任を感じていた」(川西)ところ、山岸から「得点で失敗を取り戻せ」と激励され、奮起して応えた。
 
「精神的に追い込まれた展開でも最後に勝てる力が付いてきた実感が、最近はある」と山田が言うように、今の山形には不屈の姿勢がある。
東北勢初優勝へあと1勝。
「失うものは何もない。次の勝利を狙うだけ」(山岸)と、山形の視界には頂点だけがある。(金野正之)



<素直に良かった/山形・石崎信弘監督の話>
 過密日程ではあるが、名誉ある天皇杯をベストメンバーで戦いたいと思っていた。
決勝に進めて素直に良かったと思う。
ただ、攻守に反省点はある。次の試合(30日のプレーオフ磐田戦)には、修正して臨みたい。



<山崎、先制ゴール>
 山崎が電光石火の先制点を奪った。
前半2分。
左サイドの金範容がゴール前へ上げたクロスを山田が頭で折り返したのを、中央から右足で冷静に流し込んだ。
 
開始早々の先制ゴールだったが「まだ時間は早い。
次の点を取ろうと切り替えた」。
前線から激しい守備を欠かさず、チームに貢献。
中2日で迎えた試合にも「体が重いとは思わなかった」と集中していた。
 中3日で30日のJ1昇格プレーオフ準決勝に臨む。
この日の勝利の喜びもそこそこに「次がある。磐田戦に向けて気持ちを高めたい」。
主将の視線は先へと移っていた。



<金範容、リーグ戦の悔しさ晴らす>
 山形の金範容が1-1の前半33分、右CKにニアサイドへ切れ込み、頭で流し込んだ。
直近のリーグ最終節、東京V戦で痛恨のミスをして決勝点を献上した悔しさを晴らした。
 「この試合は特に監督に恩を返したいと思ってゴールを狙った」と胸をなで下ろした。