ダノンシャークがハナ差を制して悲願のG1初制覇!:マイルCS | 人生の水先案内人

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11月23日(日)京都競馬11Rの第31回マイルチャンピオンシップは、

直線内から伸びた岩田康誠騎手のダノンシャークがフィエロとの激戦をハナ差制して優勝。

昨年3着の雪辱を晴らす初G1制覇となった。

勝ち時計は1分31秒5。

この2頭から1馬身半差の3着は9番人気グランデッツァ。

連覇を狙った2番人気トーセンラーはさらに3/4馬身差の4着。

1番人気ミッキーアイルは直線早々と失速し13着に敗れている。


レースはワールドエースが出遅れ。

サダムパテック、エクセラントカーヴもダッシュが付かず後方からの競馬となる。

好スタートは最内のホウライアキコとミッキーアイル、サンレイレーザー。

ミッキーアイルは積極的に行こうとせず、最内のホウライアキコがハナを奪い切る。

連れてグランデッツァとサンレイレーザーが好位、その後ろにダイワマッジョーレがつける。

中団からはフィエロ、その外にロゴタイプ。

レッドアリオンが最内から押し上げてこの2頭に並び、外からはクラレントもこの集団に加わる。出遅れたワールドエースもやや掛かり気味にこの集団へ。

この後ろは少し開いて、ダノンシャークが内から。

さらにエキストラエンド、トーセンラー、グランプリボスの3頭。

また間があって、後方3頭はサダムパテック、タガノグランパ、エクセラントカーヴ。

前半600mの通過は33秒7と、2010年以来の33秒台。

時計が出る馬場状態を考慮しても先行勢にはやや厳しい流れか。

3~4コーナー中間でミッキーアイルがホウライアキコを交わしに掛かる。

一緒に進出するのがグランデッツァとサンレイレーザー、大きく外を回ってダイワマッジョーレとクラレントも早めの動き出し。

内ではフィエロ、そして、その直後で脚を溜めているのがダノンシャーク。

ワールドエースとトーセンラーは並んで外へ進路を取り、最後の直線を迎えた。

先頭はミッキーアイルだが伸びは鈍く、すぐさまフィエロとグランデッツァが並んで先頭に替わる。

ダノンシャークは内を縫ってこの2頭に接近し、内ラチ沿いにはレッドアリオン、馬場の3分どころからはロゴタイプ、外からはトーセンラーが良い脚を見せる。

フィエロとグランデッツァの競り合いは序盤控えていたフィエロが優勢で、ジリジリとグランデッツァを引き離しに掛かる。

しかし、単独先頭に替わったところで、さらに内から馬体を併せてきたのがダノンシャーク。

今度はフィエロとダノンシャークの2頭による一騎打ちに変わる。

グランデッツァも3番手に下がってから粘りを見せ、これを追いかけるロゴタイプは一杯。替わって後方からトーセンラーとエキストラエンド、さらにグランプリボスが伸びてくるが、この辺りは3着争いまでといった脚色。

フィエロとダノンシャークの壮絶な叩き合いはゴールまで決着が付かず、2頭が全く馬体を並べたままゴールへ。

結果は写真判定にゆだねられたが、ゴールの瞬間僅かに前に出ていたのは内のダノンシャーク。

昨年1番人気で3着に敗れた雪辱を晴らす、大きなハナ差となった。

3着には結局グランデッツァが粘り切り、追い込んだトーセンラーは4着まで。

5着はエキストラエンドで、掲示板の内4頭をディープインパクト産駒が占めた。

勝ったダノンシャークは重賞2勝に2着5回、G1でも安田記念とマイルCSそれぞれで3着があり、昨年のこのレースは1番人気に推されての3着と、マイル路線では実績最上位の古豪と言っていい存在。

今年は前哨戦の富士Sで7着に敗れていたため18.1倍の8番人気という評価で迎えていたが、岩田騎手の好騎乗にも導かれ、6歳秋にして悲願のG1制覇を成し遂げた。

岩田康誠騎手は2010年エーシンフォワード以来のマイルCS勝利。

その時と同様、内を強襲して人気馬を破る金星で、勝ち時計1分31秒5もエーシンフォワードで記録した1分31秒8を塗り替えるレースレコードとなった。

大久保龍志調教師は2007年の菊花賞以来となる、G1・2勝目。


●ダノンシャーク
牡6歳
父:ディープインパクト
母:カーラパワー
母父:Caerleon

岩田康誠 騎手
大久保龍志 厩舎

・主な勝鞍
2014年:マイルチャンピオンシップ(G1)
2013年:富士S(G3)
2013年:京都金杯(G3)