21日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で
金先物相場は3日ぶりに反発した。
取引の中心である12月物は前日比6.8ドル高の
1トロイオンス1197.7ドルで終えた。
一時は1207.6ドルと、中心限月として10月30日以来
ほぼ3週ぶりの高値を付けた。
中国人民銀行(中央銀行)が、景気を支えるために
約2年4カ月ぶりに利下げに踏み切った。
金需要が世界最大とされる中国で景気が上向けば、
同国からの買いが増えるとの観測から先高観が強まった。
欧州中央銀行(ECB)の
ドラギ総裁が量的金融緩和策の導入を示唆したことも、
余剰資金が金市場に流入するとの期待につながり買いを促した。
銀は反発。プラチナは続伸した。
原油先物相場は上昇した。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で
この日からWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の
期近物となった2015年1月物は前日比0.66ドル高の1バレル76.51ドルで終えた。
中国の利下げが買い材料だった。
金融緩和により景気の勢いに弾みがつけば原油需要が高まるとの期待感が浮上。
需給の緩みへの警戒感が一時的に和らいだ。
ただ取引終了にかけては上げ幅を縮小。
来週に開催予定の石油輸出国機構(OPEC)の
総会を前に持ち高を調整する目的の売りが出た。
ガソリンは反発。ヒーティングオイルは続伸した。