2014年11月15日(土)
11月15日(土)東京競馬11Rの武蔵野Sは、最後方から直線大外を追い込んだ武豊騎手のワイドバッハがゴール前で1番人気エアハリファを差し切って優勝。
重賞初勝利を果たし、チャンピオンカップへの優先出走権を手にした。勝ち時計は1分35秒2。
エアハリファは好位から直線で一旦は完全に抜け出したものの、大外からの強襲に屈して惜しい2着。3馬身離れた3着には11番人気グレープブランデーが入った。
レースはレッドアルヴィス、ワイドバッハあたりが出遅れ。
ワイドバッハはそのまま最後方に下がった。
先行争いは内からカチューシャが勢い良く飛び出してハナを奪い、2番手には出遅れから挽回したレッドアルヴィスとトウショウフリーク。
その直後は横に大きく広がって、グレープブランデー、エアハリファ、タールタン、ダノンカモン、やや馬群から離れてロイヤルクレスト。
少し下がった位置にアドマイヤロイヤル、キョウワダッフィー、グランプリブラッド、レインボーペガサス、ゴールスキーと続き、この辺りまでは全くの一団。
後ろから3頭目にメイショウカンパク、その後ろにフィールザスマート、ワイドバッハが追走した。
前半600mの通過は34秒2と、若干速い流れ。
3~4コーナーは特に動きの無いまま淡々と流れる。
カチューシャの手応えはまだまだ余裕があり、単独の2番手にレッドアルヴィス、その内にエアハリファ、この2頭の間でグレープブランデーがやや手を動かしながらの追走。
最後方にいた6枠2頭はフィールザスマートが内の馬群へ、ワイドバッハは大外へ持ち出して直線の末脚勝負に賭ける構え。
直線に向き、カチューシャとレッドアルヴィスが楽な手応えのまま後続を突き放しに掛かるが、この2頭の外に持ち出して猛然と追い上げるのがエアハリファ。
その直後のキョウワダッフィーは手応えが悪く、替わってグレープブランデーがジリジリと浮上してくる。
中団以降から脚を伸ばすのは内のフォールザスマート、やや外目からダノンカモン、そして、離れた大外からワイドバッハが1頭だけ段違いの脚で前の争いに襲い掛かる。
残り200mを切って、前の争いからはエアハリファが完全に抜け出し、どんどんリードを広げる。
しかし、それ以上の伸びで大外からワイドバッハが猛追し、勝ち負けは完全にこの2頭に絞られた格好。
逆に3着争いは粘るカチューシャ、レッドデイヴィスに各馬が殺到し、5~6頭での大激戦という展開。
エアハリファとワイドバッハの差は一完歩ごとにグングンと縮まり、最後の30mほどでワイドバッハが見事な差し切り。
最後の一完歩は手綱を抑える余裕を見せて、インパクト十分の重賞初勝利を飾った。
エアハリファも3着以下は3馬身千切っており、今回は相手が悪かったという2着。
5ヶ月ぶりの実戦ながらしっかり力を見せて、中京での本番へ向けて良い形で休み明け緒戦を終えた。
3着争いはグレープブランデーが最後まで着実に脚を伸ばして制し、4着は8歳馬ダノンカモン。内を捌きつつの追い上げとなったフィールザスマートが5着、レースを引っ張ったレッドアルヴィス、カチューシャは6、7着となった。
ワイドバッハは前走エルコンドルパサーメモリアルに続き、後方一気の末脚で府中のダート戦を連勝。
夏を越えた辺りから、末脚の爆発力はもちろん、安定感も増してきた印象で、1800mの距離、コーナー4つを回るコース形態を克服できれば中京のチャンピオンズCでも面白い存在となりそうだ。
●ワイドバッハ
牡5歳
父:アジュディケーティング
母:グリーンヒルレッド
母父:スキャン
武豊 騎手
庄野靖志 厩舎
・主な勝鞍
2014年:武蔵野S(G3)
1着[11]ワイドバッハ
2着[1]エアハリファ
3着[3]グレープブランデー
4着[13]ダノンカモン
5着[12]フィールザスマート
6着[4]レッドアルヴィス
7着[2]カチューシャ
8着[5]キョウワダッフィー
9着[8]トウショウフリーク
10着[10]ゴールスキー
11着[7]グランプリブラッド
12着[16]ロイヤルクレスト
13着[9]メイショウカンパク
14着[15]アドマイヤロイヤル
15着[14]タールタン
16着[6]レインボーペガサス
単勝:[11] 970円
複勝:[11] 300円
[1] 170円
[3] 1,020円
枠連:[1-6] 740円
馬連:[1-11] 1,950円
馬単:[11-1] 4,890円
ワイド
[1-11] 860円
[3-11] 7,510円
[1-3] 3,190円
3連複
[1-3-11] 32,590円
3連単
[11-1-3] 167,440円