ヘルスケア関連銘柄が値下がりし、エネルギー株の上昇を相殺した。
最近の相場上昇は行き過ぎだったとの見方も台頭した。
ナスダック・バイオテクノロジー指数 は2%安で、構成銘柄ではバイオジェン・アイデックが4%下げた。
原油相場の反発を背景に、エネルギー株は週間ベースでの下げ幅を縮小した。
油田サービスのベーカー・ヒューズは続伸。
同業ハリバートンと統合に向けて交渉中であることを確認した。
アマゾン・ドット・コムは3.5%高。
アシェット・ブック・グループとの対立に終止符が打たれたことを好感した。
金相場の上昇に伴い、ニューモント・マイニングは5%値上がり。
S&P500種株価指数 は前日比1ポイント未満上げて2039.82。
終値での最高値を更新した。
ダウ工業株30種平均は18.05ドル(0.1%)安の17634.74ドル。
両株価指数ともに週間ベースでは0.4%上昇した。
ナスダック100指数は0.3%上げて、5日続伸。
フェニモア・アセット・マネジメントの調査ディレクター、
ジョン・フォックス氏は電話インタビューで
「小売売上高は良好だった。景気が改善しつつあるというこれまでの
道筋を引き続き進んでいる証拠が圧倒的に多い」と指摘。
「もっとも、こうしたすべての好材料は周知の事実であり、
株価に織り込まれている。考慮すべきはバリュエーションだ」と述べた。
米商務省が発表した10月の小売売上高(速報値)は、季節調整済みで前月比0.3%増加。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値は0.2%の増加だった。
前月は0.3%減。
11月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数 (速報値)は89.4と、前月の86.9から上昇し、2007年7月以来の高水準となった。
ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は87.5だった。
「既に起こってしまった」
バニアン・パートナーズのチーフ市場ストラテジスト、
ロバート・パブリク氏(ニューヨーク在勤)は、
「市場参加者は『ホリデーラリー』に期待しているが、
それは既に起こってしまったのではないかと問いかけているのかもしれない」と指摘。
「小売売上高が予想を小幅に上回っただけでは十分ではない。小休止が予想される。
このまま永久に上昇し続けることはあり得ない」と述べた。
S&P500種の業種別10指数中6指数が上昇。
エネルギー株は0.8%上げて、週間の下げ幅は2%に縮小した。
原油相場は2010年以来の安値水準から反発した。
ベーカー・ヒューズは1.9%高。
合併の可能性についてハリバートンと「予備的な交渉」を行っていることを認めた。
前日は15%上げていた。
ハリバートンはこの日、2.4%上昇。
アマゾンが高い
ニューモント・マイニングは5%高と、S&P500種構成銘柄の値上がり率トップ。
金相場は1週間ぶりの大幅上昇となった。
原題:U.S. Stocks Little Changed; S&P 500 Closes at Record, Dow Slips(抜粋)
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ニューヨーク Oliver Renick enick2@bloomberg.net
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Jeremy Herron
更新日時: 2014/11/15 07:41 JST