デビュー149日目の戴冠!トーホウジャッカルが脅威のレコードV!:菊花賞 | 人生の水先案内人

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デビュー149日目の戴冠!トーホウジャッカルが脅威のレコードV!:菊花賞

2014年10月26日(日) 17:55更新

10月26日(日)京都競馬11Rの菊花賞は、好位から抜け出した

トーホウジャッカルがサウンズオブアースとの叩き合いを制し、

デビューから149日目にしてクラシック3冠目を制した。

勝ち時計は3分01秒0と、従来の記録(2006年ソングオブウインド:
3分02秒7)を1秒7も更新する驚異的なレコードとなった。

4番人気サウンズオブアースは直線最内を突いて前に迫り、トーホウジャッカルとの一騎打ちに持ち込んだが、半馬身の差を最後まで詰められず2着。

3馬身半離れた3着には7番人気ゴールドアクターが入った。

1番人気に支持されたダービー馬ワンアンドオンリーは中団から伸びきれず9着、2番人気トゥザワールドは先行したが直線で失速し16着に敗れている。


スタートはばらついたが大きな出遅れはなく、各馬が3000m戦を乗り切るべく、各々の欲しいポジションを取りに行く。

先頭に立ったのはサングラス。その外からシャンパーニュも押して2番手に付け、内の3番手がマイネルフロスト、その外にゴールドアクターと続いた。

その後ろに3頭並んでトーホウジャッカル、サウンズオブアース、トゥザワールド。ワンアンドオンリーはこの集団を見る位置に付けた。

中団の内にトーセンスターダム、これに並んでいくのがハギノハイブリッドで、その後ろにヴォルシェープ、ワールドインパクト、タガノグランパと続いた。

後方からはショウナンラグーン、メイショウスミトモ、ミヤビジャスパー。少し間が開いてアドマイヤランディが後ろから2頭目、最後方がサトノアラジンとなった。

1週目のホームストレッチ、最初の1000m通過は1分00秒9と、ほぼ平年並み。

トゥザワールド、ワンアンドオンリーは外から少し押し上げて好位へ。

逆にサウンズオブアースは最内に控えて徐々にポジションを下げた。

レースは中盤に差し掛かるが、今年はいつものようにペースが緩まない。サングラスとシャンパーニュ、マイネルフロストが積極的にレースを進め、馬群は徐々に縦長に広がっていく。

中盤の1000mは1分01秒1。

ここが例年より2~3秒速く、結果的に驚異的なレコードを演出する要因となった。

本来息の入るべき中盤が厳しい流れとなり、どの馬にも厳しいレースとなった。

2週目の3コーナーに差し掛かり、まず仕掛けたのは2番手にいたシャンパーニュ。

外から押して先頭を奪い、坂の下りでグングンとスパートを掛ける。

サングラスは付いて行けなくなり後退。替わってマイネルフロストが2番手に浮上し、その直後からはトーホウジャッカルも抜群の手応えで前を追っていく。

一方、トゥザワールドとワンアンドオンリーは外々を回りつつ前を窺うが、なかなか進出していくことが出来ない。

3コーナーからレースを引っ張ったシャンパーニュも直線入り口で力尽き、一瞬マイネルフロストが先頭に立つが、これをアッサリ交わして先頭に立ったのがトーホウジャッカル。

一旦は1枠2頭の叩き合いかと思われたが、内からはサウンズオブアースも鋭く伸びて、マイネルフロストに替わってトーホウジャッカルに迫る。

ワンアンドオンリー、トゥザワールドは直線に向いた時点で既に手応えがなく、後方へ下がっていく。

残り200mを切って、3冠目のタイトルは完全にトーホウジャッカルとサウンズオブアースに絞られた。

内からサウンズオブアースがジリジリとトーホウジャッカルを追い詰め、一度はクビ差あたりまで迫った瞬間もあったが、並ばれてからトーホウジャッカルが底力を見せ、最後の100mはむしろ差を広げ返していく。

3着争いは脚の止まったマイネルフロストを目掛けてゴールドアクター、タガノグランパ、ショウナンラグーンらが急追し、ここも激戦。

2頭の争いは、最後まで抜かせなかったトーホウジャッカルに軍配。最後は再び半馬身まで差を広げ、3分01秒0という驚異的な時計でゴール板を駆け抜けた。鞍上の酒井騎手は左手を高々と振り上げてガッツポーズ、これが自身初のクラシック競走制覇となった。

2着に敗れたサウンズオブアースも3着以下には3馬身半をつけ、実力は十分に出し切ったものの、今回は相手が悪かった。

3着争いは最後までしっかりと伸びたゴールドアクターがゴール前で体一つ抜け出して制し、4着にタガノグランパ、5着にショウナンラグーンが続いた。


勝ったトーホウジャッカルは日本ダービーの前日、5月31日の未勝利戦でデビューした馬で、初勝利は7月の中京芝1600m。

この時は8番人気、単勝44.3倍でのハナ差勝ちだった。

しかし、この勝利から軌道に乗ると、続く500万下を連勝。玄海特別2着、神戸新聞杯3着と着実に階段を昇りながら、デビューから149日目にして菊花賞の舞台に歩みを進めた。

1戦ごとの成長や充実振りが評価され、実績面で劣りながらもファンの期待は高く、金曜の前々日発売では推定200万円の大口投票の影響もあり、1.4倍の圧倒的な1番人気となった。

最終的には春のクラシック連対馬2頭に続く6.9倍の3番人気となったが、見事応えて見せた。

酒井騎手はデビュー以来1戦を除いて全てのレースで手綱を取り、ともに頂点まで駆け上がった。

JRAのG1は2012年ジャパンカップダート以来の2勝目。

クラシック競走は17年目にして初めての勝利となった。

谷潔調教師は初のG1制覇。重賞勝利は2002年ダイヤモンドS以来、12年ぶりの通算3勝目。


●トーホウジャッカル
牡3歳
父:スペシャルウィーク
母:トーホウガイア
母父:Unbridled's Song

酒井学 騎手
谷潔 厩舎

・主な勝鞍
2014年:菊花賞(G1)