今月スタートした連ドラの初回ラッシュも、ほぼひと段落。
第1話の視聴率をランキング形式で振り返ります。
■テレ朝の十八番が上位独占!
初回の平均視聴率のトップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
1位『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系/木曜21時~)21.3%
2位『相棒シーズン13』(テレビ朝日系/水曜21時~)19.8%
3位『信長協奏曲』(フジテレビ系/月曜21時~)15.8%
4位『科捜研の女』(テレビ朝日系/木曜19時58分~)14.4%
5位『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系/水曜22時~)14.3%
6位『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ系/土曜21時~)13.3%
7位『ディア・シスター』(フジテレビ系/木曜22時~)11.8%
同7位『Nのために』(TBS系/金曜22時~)11.8%
同7位『すべてがFになる』(フジテレビ系/火曜21時~)11.8%
10位『素敵な選TAXI』(フジテレビ系/火曜22時~)10.9%
トップは、昨年放送された前シーズン最終回の視聴率が26.9%を叩き出した、米倉涼子主演の医療ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(第3シーズン)。同局の看板ドラマ『相棒』シリーズを上回り、第2話でも20%超えを記録した。
視聴者の評判も数字に伴っており、「放送中のドラマで一番面白い」という賛辞が目立つ。一方、看護師長役の高畑淳子のヒジにできた“タコ”らしきデキモノについて「気になる」という声がチラホラ。
中には、「あれほどのアップでタコを映したのだから、今後の伏線にしてほしい」という声まで見受けられた。なお、23日放送の第3話ゲストは、岩下志麻。
3位は、小栗旬が織田信長を演じる“フジ月9”『信長協奏曲』。原作コミックのファンからは「原作とは、まったくの別物」「主人公とヒロインが、原作とは別人」といった意見が目立つものの、ドラマ自体の評判は決して悪くないようだ。
脇を柴咲コウ、向井理、山田孝之、Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔といった主役級の役者が固めており、“月9”ブランドの復活を狙うフジの熱意が感じられる。
なお、27日放送の第3話ゲストは、元AKB48の前田敦子。
連ドラに出るたび批判が多い前田だけに、視聴者の声が少し心配だ。日本テレビ『地獄先生ぬ~べ~』番組サイトより
■『地獄先生ぬ~べ~』の評判が“本当に地獄”
5位は、“潜在視聴率ナンバーワン女優”といわれる綾瀬はるかが、“30歳処女”を演じる『きょうは会社休みます。』。
視聴者の満足度は高く「綾瀬はるかがかわいすぎる!」「綾瀬さんが『ホタルノヒカリ』と被らないように演じ分けていて、好感持てる」「キュンとした。
録画して何度も見ちゃう」といった意見が見受けられる。
また、裏番組の沢尻エリカ主演『ファーストクラス』(フジテレビ系)との“水10対決”が注目されたが、軍配は大差で綾瀬に上がった。
そんな『ファーストクラス』の初回は、8.8%と低調。
沢尻をはじめキャストの演技は好評だが、「キャストが多すぎて分かりにくい」「初回から登場人物詰め込みすぎ」と、早くも設定に対する批判が相次ぎ、中には「すぐに日テレに変えた」という声も。
6位は、大きな波紋を広げている関ジャニ∞・丸山隆平主演『地獄先生ぬ~べ~』。
原作コミックの舞台は小学校だが、ドラマは高校に変更。
豊満なバストがトレードマークのヒロイン教師役を、痩せ型の桐谷美玲が演じているほか、日本古来の妖怪である雪女役を、元KARAの知英(ジヨン)がカタコトで演じ、原作ファンからは「原作レイプ」ともっぱら。
中には「原作と別モノだと思えば、結構面白い」「ゆきめ(知英)がカワイイ!」との声もあるが、ネット上の評判は「普通につまらない」などと散々なものだ。
また、野々村竜太郎元県議の“号泣会見”を模したシーンを今さら盛り込んだり、作品のテーマである妖怪にかけ、雪女が『妖怪ウォッチ』(テレビ東京系)のオープニングテーマ「ゲラゲラポーのうた」を歌ったりとコメディ要素が強く、ネット上では「サムい」「小学生向けのドラマ?」といった揶揄も目立つ。
■“うんこNG”の深キョン(31)を「かわいい」と思えるか
早くも大コケの予感を漂わせているのが、深田恭子と寺島しのぶが弁護士を演じる『女はそれを許さない』(TBS系/火曜22時~)。初回は、今クールのプライム帯の連ドラで最低の7.0%。
視聴者の評判は悪くないが、“女性が抱える問題”というテーマから、男性視聴者を遠ざけている感は否めない。
また、深田に対し「相変わらずかわいい!」「顔が好き」「31歳には見えない」と賛辞が上がる一方で、「30代で、このぶりっ子は見てられない」「顔の表情が乏しい。ヒアルロン酸の打ちすぎ?」という声も。
深田は、初回放送日に番宣のため出演した『いっぷく!』(同)で、“冷え症”の専門家から「お通じがきちんとあるか?」の“○×質問”を出され、出演者の中で1人だけなかなか回答できず、もじもじしていた。
このリアクションを「かわいい」と思える人は、劇中の深田もすんなり受け入れられるのではないだろうか?
寺島は22日、自身のブログで初回視聴率について触れ、「ドラマの評判、私の周りは上々でしたが視聴率がイマイチだったらしく、プロデューサーさん、ちょっぴりがっかり気味」「見てくださった皆さん、いかがでしたか?
私は面白かったと思うのですが」などと、複雑な思いを綴った。
テレ朝の独走状態で幕を開けた、秋ドラマの視聴率競争。
以下は団子状態のため、今後の数字に注目したい。(文=林タモツ)
※画像はテレビ朝日『ドクターX ~外科医・大門未知子~』番組サイトより
