10月17日(ブルームバーグ):17日の米国株 は上昇。
企業決算の内容が予想を上回ったほか、米消費者マインド指数が7年ぶり高水準に上昇したことが好感された。
世界の主要中央銀行が追加刺激策を講じるとの見方が強まったことも買い材料。
世界最大の油田サービス会社、シュルンベルジェは大幅上昇。
原油価格の下落が事業には大きな影響を及ぼさないとの見方を示したことが手掛かりとなった。
モルガン・スタンレーも高い。
7-9月(第3四半期)の純利益が前年同期のほぼ2倍に増えた。
一方、アーバン・アウトフィッターズは下落。年末商戦を控え、売り上げ不振が続いているとの見解を示したことが嫌気された。
S&P500種株価指数 は前日比1.3%上昇して1886.76で終えた。
週間では1%安、2011年で最長の4週連続の下げとなった。
ダウ工業株30種平均は前日比263.17ドル(1.6%)高の16380.41ドル。
7日ぶりに上げた。
ナスダック総合指数は1%上昇。
LPLファイナンシャル(ボストン)の経済ストラテジスト、ジョン・カナリー氏は「現在、市場は押し目買いムードが支配的だ」と述べ、「今週の株価急落は堅調な米国のファンダメンタルズと連動しておらず、一部投資家の買い意欲が再び高まった可能性がある」と続けた。
ECB理事とセントルイス連銀総裁
欧州中央銀行(ECB)のクーレ理事は17日、ECBは数日以内に資産購入を開始すると発言した。
また、セントルイス連銀のブラード総裁は16日、インフレ期待の低下に歯止めをかけるため、連邦公開市場委員会(FOMC)は債券購入プログラムの終了の先送りを検討するべきだとの見解を表明した。
10月の米消費者マインド指数は市場予想に反して上昇し、7年ぶり高水準となった。
米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数 (速報値)は10月に86.4と、2007年7月以来の高水準。前月は84.6。
ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は84だった。
コンスタンス・アソシーズの共同創業者、バージーン・ロバーツ氏は「株式は明らかに売られ過ぎていた。この日の上げは単なる反発だ」と指摘。「金融当局は追加支援を供給することはできるが、すべてできるわけではない。良好な決算シーズンを迎えれば、市場が必要としている信頼感を得られるだろう」と続けた。
エネルギー株高い
シュルンベルジェは3.7%高。
S&P500種エネルギー株価指数 は0.9%上昇した。
モルガン・スタンレーは2.1%高。
1-9月のトレーディングによる収入がウォール街でトップの伸びとなった。
ジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)は人員や資本を縮小したものの、債券トレーディング部門のリターン増を目指してきた。
ゼネラル・エレクトリックは2.4%高。
同社第3四半期利益はアナリスト予想を上回った。
コスト削減が産業部門のマージン押し上げに寄与した。
グーグルのクラスA株は2.6%下落。
第3四半期の利益はアナリスト予想に届かなかった。
広告販売不振をてこ入れするため、同社は支出を拡大した。
原題:U.S. Stocks Rally on Stimulus Signs as Energy ProducersRebound(抜粋)
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更新日時: 2014/10/18 07:10 JST