第2次安倍内閣の改造により新たに入閣した石破茂地方創生相ら12閣僚が17日、9月の就任時の保有資産を公開した。家族分を含めた総資産は竹下亘復興相が4億5772万円で首位となった。
今回の12人に、対象外の安倍晋三首相と留任閣僚が就任時に公表した分を合わせた内閣全体の総資産平均は8765万円で、改造前の1億193万円を1428万円下回った。
12閣僚の平均は7360万円。総額は8億8317万円で、竹下氏1人で50%余りを占めた。
石破氏は2091万円で12人中10位だった。
改造人事の目玉として入閣した女性5閣僚では、松島みどり法相が不動産や金融商品など総資産6390万円でトップとなった。
小渕優子経済産業相が2804万円で続いた。
有村治子女性活躍相は資産額に計上したのが125万円の定期預金だけで、12人のうちで最も少なかった。高市早苗総務相が報告した貸付金5千万円は、夫の山本拓衆院議員が山本氏の政治団体に貸し付けた分だった。
竹下氏は、故竹下登元首相の弟だが、資産のうち2億4500万円は妻の定期預金だった。
妻の実家が創業した新潟市の建設会社など、資産額に計上されない株式も大量に保有している。
2位は8160万円で塩崎恭久厚生労働相。東京都目黒区と松山市に不動産を所有し、上場企業の株も多く持つ。
内閣改造に伴い退任した元閣僚12人の資産も公開された。
稲田朋美前行政改革相ら一部で就任時と比べて不動産の評価額や保有株数などに増減があったが、いずれも「大臣規範に抵触するような取引は行っていない」(稲田事務所)などと説明している。〔共同〕