来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物相場は、トウモロコシ、大豆ともに、大豊作観測を背景に引き続き軟調な展開が予想される。
30日には四半期在庫報告が発表され、仮に市場予想を下回る結果が示されれば、需要が高まっているとして、一時的に反発する可能性もある。
ロイター通信の市場予想調査によると、9月1日時点の在庫は、米国産トウモロコシが11億8500万ブッシェル(前年同日8億2100万ブッシェル)と、4年ぶりの高水準が見込まれている。
大豆は1億2600万ブッシェル(同1億4100万ブッシェル)と、10年ぶりの低水準に落ち込むと予想されている。
今週のクロップ・プログレスによれば、トウモロコシの作況で「優・良」が占める割合は前週と同じ74%。
前年同期の55%を大きく上回っている。
収穫率は前週比3ポイント上昇の7%。
収穫が進む中で、「予想以上の高いイールドが報告されている」(日系商社)として、10月以降の需給報告でイールド予想がさらに上方修正される可能性が強まっている。
大豆の作況で「優・良」が占める割合は71%と前週比1ポイント低下したものの、前年同期の50%は大きく上回っている。
今週初めて公表された収穫率は前年同期と同じ3%だった。
今週は、トウモロコシ、大豆ともに、大豊作観測を背景に続落。
小麦も軟調に推移した。
26日の終値は次の通り(1ブッシェル当たり)。
トウモロコシ12月物=前週末比8.5セント安の323.00セント、
大豆11月物=46.75セント安の910.25セント、
小麦12月物=0.25セント安の474.25セント(了)