9月18日(ブルームバーグ):米
株式相場は続伸し、主要株価指数は過去最高値を更新した。
新規失業保険申請件数の減少や、政策金利が低水準で維持されるとの観測が背景にある。
食品メーカーのコナグラ・フーズが高い。決算で利益が市場予想を上回った。
百貨店のコールズも上昇。
シティグループのアナリストが買いを推奨した。
一方でドラッグストアチェーンのライトエイドは大きく下落。
医薬品のコスト上昇などで利益が圧迫されているとの発表が嫌気された。
S&P500種 株価指数は前日比0.5%高の2011.36。
ダウ工業株 30種平均は109.14ドル(0.6%)上げて17265.99ドル。
シェーファーズ・インベストメント・リサーチのシニア株式アナリスト、ジョー・ベル氏は「市場は依然としてFOMC(連邦公開市場委員会)モードだ」と指摘。「大半の参加者は利上げ開始が2015年7月と考えており、近く引き上げられることはないとの見方に市場はポジティブに反応している」と述べた。
米国株は前日も上昇し、S&P500種は一時0.6%高となった。
連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、債券購入プログラムを終了した後も低金利を「相当な期間」維持する方針があらためて示されたことが背景にある。
またFOMCが発表した参加者の予測(中央値)によると、2015年末のフェデラルファンド(FF)金利誘導目標は1.375%と、6月時点の1.125%から上方修正された。
「転換点」
フィデュシャリー・トラストのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高投資責任者(CIO)のロン・サンチェス氏は「金融当局が何か表明すれば、常に相場は動く可能性がある。特に今は、ほぼオートパイロット(自動操縦)のように進められてきた非伝統的政策が終わりに近づき、市場の焦点が伝統的政策に移りつつあるという転換点にあることからなおさらだ」と述べた。
米労働省の発表によると、新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比3万6000件減の28万件。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値は30万5000件だった。
S&P500種の業種別10指数では金融株 の上げが目立った。CME グループは2.8%高の82.96ドルと、7営業日続伸。
シティグループやプルデンシャル・ファイナンシャルも買い進まれた。
個別銘柄
コナグラは4.6%高の33.48ドル。
同社の6-8月(第1四半期)決算では一部項目を除いたベースの1株利益が39セントと、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の平均(35セント)を上回った。
コールズは1.6%高の62.50ドル。
シティグループはコールズ株の投資判断を「ニュートラル」から「買い」に引き上げた。
ライトエイドは19%安の5.41ドル。
同社は2015年度通期の利益について1株当たり22-33セントとの予想を示した。
従来予想は同30-40セントだった。
原題:U.S. Stock Indexes Rise to Records on Jobless Data, FedOptimism(抜粋)
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更新日時: 2014/09/19 06:39 JST