9月3日(ブルームバーグ):
きょうの日本株市場で、
株価変動材料のあった銘柄の午前の終値は次の通り。
ルネサスエレクトロニクス (6723):前日比150円(17%)高の1024円でストップ高。
NHKが2日夜に報じたところ、経営立て直しへ自動車向け事業に注力する同社は、最新技術を紹介する展示会を東京都内で開催。
複数のセンサーを車体に取り付け、その画像を専用の半導体で処理、人の有無など車の前後左右の状況が一目で画面確認できる技術を展示した。
将来的な市販車搭載を見込む買いが膨らんだ。
外国為替証拠金取引(FX)関連株:
米国製造業統計の改善や内閣改造を前にした日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPI
F)改革をめぐる思惑で、3日のドル・円相場は一時1ドル=105円27銭と1月10日以来の円安水準に振れた。
8月中旬以降、急激に円安の動きが強まっており、FX取引の増勢が業績にプラスになるとみられた。
マネーパートナーズグループ (8732)が80円(26%)高の391円、
FXプライムbyGMO (8711)が80円(18%)高の520円でいずれもストップ高。
横河電機 (6841):11%高の1375円。
JPモルガン証券は3日、投資判断を「アンダーウエート」から「中立」、目標株価を1160円から1380円に上げた。
会社側が2日に発表した正規社員600人程度の希望退職者募集について、国内事業再編への本気度が高いと分析。
固定費低下で、2016年3月期業績はV字回復の可能性を指摘した。
同証による来期営業利益予想を344億円から383億円に増額。
ファーストリテイリング (9983):2.9%高の3万4135円。
2日に発表した8月の国内ユニクロの既存店売上高は前年同月比3.8%増。
下旬に気温が下がり、秋物商品の販売が好調だった。
7月は4.8%減。
ユナイテッドアローズ (7606):4.2%高の3990円。
2日に発表した8月の既存店売上高は、小売とネット通販の合計で前年同月比4.5%増だった。
最終セール施策で盛夏物衣料が好調、創業25周年記念商品や気温低下で秋物商品も動く。
エービーシー・マート (2670):3.4%高の5480円。
2日に発表した8月の既存店売上高は前年同月比8.5%増だった。
メンズやレディース、キッズともスニーカー、スポーツシューズの好調が続く。
オリンパス (7733):2.6%高の3930円。
ゴールドマン・サックス証券は2日、投資判断「買い・コンビクション」を継続し、目標株価を4390円から4800円に上げた。
消化器内視鏡は新製品サイクルの恩恵を享受しているほか、厳しい環境下で外科分野も海外勢を上回る増収率を維持していると評価。
博報堂DYホールディングス (2433):2.6%安の1068円。
ゴールドマン・サックス証券は2日、投資判断を「中立」から「売り」に下げた。世界水準に達したバリュエーションの正当化には国外成長市場への本格参入、株主還元などが必要と指摘。
同証による16年3月期営業利益予想を400億円から395億円に微修正し、目標株価も940円から930円に見直した。
ユーシン (6985):2.8%高の634円。
3日の東証立会外取引で、発行済み株式総数の7.09%に当たる200万株、金額で10億円を上限に自社株買いを実施する。
一方、海外市場で40億円の2017年満期転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を決めたが、目先の需給好転を見込む買いが勝った。
ダイサン (4750):11%安の767円。
5-7月期(第1四半期)の営業利益は前年同期比64%減の1億2400万円だった、と2日に発表。
施工サービス事業は増収だったものの、消費税増税前の駆け込み需要の反動で製商品販売事業が大幅な減収減益だった。同社は住宅・建築工事の足場設計と施工、システム販売を行う。
UMNファーマ (4585):5.6%安の3185円。
新株発行など公募増資で最大約33億円を調達する、と2日に発表。
1株価値の希薄化が嫌気された。調達資金は子会社への投融資資金に充当方針。
オカダアイヨン (6294):2.1%高の1122円。
岩井コスモ証券は2日、投資判断を新規に「A(アウトパフォーム)」、目標株価を1300円とした。解体作業用機器の大手で高シェア製品を抱え、耐震建て替え工事などで破砕機の需要が拡大、最高益更新が続く見通しとした。
同証による15年3月期営業利益予想は会社計画と同じ前期比15%増の10億円、来期11億5000万円を見込む。
東日本ハウス (1873):3.3%安の528円。
13年11月-14年7月期の連結営業利益は前年同期比35%減の15億8200万円だった、と2日に発表。消費税増税後の反動で住宅事業が低調、ホテル事業も岩手県雫石町の「けんじワールド」の閉鎖、隣接する「ホテル森の風鴬宿」の宿泊客減少で減収減益だった。
前期比16%増の64億円を見込む14年10月通期計画に対する進捗(しんちょく)率は25%。
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堤紀子, 丸田不可志
更新日時: 2014/09/03 11:55 JST