7月18日(ブルームバーグ):
インドのモディ首相の人気が世界の市場に定着しつつある。
ブルームバーグ端末を利用する投資家やアナリスト、トレーダーを対象に実施した
「ブルームバーグ・グローバル・ポール」によると、モディ氏が30年ぶりの大差で選挙に
勝利した後、金融のプロの間ではインドに対する強気な見方が他の主要新興国に比べて
5年ぶりの水準に高まっている。
同調査では、世界の主要8市場の中でインドは最高の投資機会を提供する市場の一つだとする
回答は23%に上った。BRICsと呼ばれる主要新興4カ国のうちインド以外のブラジルと
ロシア、中国の平均は12%で、その差は調査を開始した2009年以降では最大。
モディ首相の政策運営を楽観している回答者が51%だったのに対し、
ブラジルのルセフ大統領の政策を支持するとの回答は過去最低の11%だった。
調査に参加したハートランド・ファイナンシャルUSAのウェルスマネジメントグループ
最高投資責任者(CIO)、アンドルー・ダグラス氏はモディ氏の首相就任について、
「インドがようやく政治プロセスを効率化し、インフラ問題に取り組んで潜在能力を
解き放つことができるという期待感をもたらしている」と指摘。
「ブラジルは全てが裏目に出ているようだ」と付け加えた。
インド株の指標のS&Pセンセックス指数 は今年、モディ首相が公約した行政改革や投資誘致策への期待感から21%上昇。
一方、ブラジル株の指標のボベスパ指数 は年初来で8%高。
ルセフ大統領の支持率低下が新たな経済政策の導入につながるとの見方が広がっている。
ただ、金融のプロは先行きに弱気になっており、ブラジルに最高の投資機会があるとの回答は
わずか7%と、調査開始以降の最低に並んだ。
原題:India Rules BRICs as Modi Wins Praise in Poll While BrazilSinks(抜粋)
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更新日時: 2014/07/18 13:31 JST