17日 欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は | 人生の水先案内人

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全国の倒産情報をいち早くお伝えします。

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:円が全面高、リスク回避の買いで対ユーロ5カ月ぶり高値
ニューヨーク外国為替市場で円が全面高となり、対ユーロでは5カ月ぶり高値。

ロシア国境に近いウクライナ東部で乗員乗客295人を乗せたマレーシア航空機が撃ち落とされたとの報道を受け、逃避の円買いが活発になった。

イスラエル軍がガザ地区への地上侵攻を始めたことを受け、同国通貨シェケルは下落。

世界的に株安となる一方で、米国債と円が上昇した。
ルーブルは対ドルで4か月ぶり大幅安。
米国と欧州連合(EU)が16日にロシアへの制裁を強化したことが響いた。

みずほフィナンシャルグループの為替セールス担当ファビアン・エリアソン氏(ニューヨーク在勤)は「リスク選好がやや後退すると思っていたが、それが続いているようだ」と指摘。「若干の円買いが見られるが、リスク回避の動きがある程度影響している」と述べた。


ニューヨーク時間午後5時現在、
円は対ユーロで前日比0.5%高い1ユーロ=136円85銭。
一時は2月6日以来の高値となる136円82銭まで上げた。
円は対ドルでも0.5%上昇し、1ドル=101円18銭。
ドルは対ユーロでほぼ変わらずの1ユーロ=1.3526ドル。

主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数 は前日からほぼ変わらずの1010.31。
前日は一時、6月20日以来の高水準となる1010.67に達した。

イスラエル首相府の携帯電話テキストメッセージによると、
ネタニヤフ首相はガザ地区への地上侵攻開始を発表。


シェケルは一時0.6%下げ、約1カ月ぶりの下落率となった。

ボーイング777型機、ミサイル攻撃
アムステルダム発クアラルンプール行きのボーイング777型機がウクライナ東部でミサイル攻撃を受けて墜落したと伝わると、ルーブルは一段安となった。

ウクライナ内務省の顧問がフェイスブックでコメントしたところによると、犠牲者には米国市民23人が含まれている。

ソシエテ・ジェネラルのシニア通貨ストラテジスト、セバスチャン・ゲーリー氏(ニューヨーク在勤)は、「ユーロ圏とロシアの政治的関係がこれでどうなるのか、まだ分からない」と指摘。「幅広くドルを買う動きがみられる。リスク回避と事態が悪い方向に向かいつつあるという不安に基づいた取引のようだ」と述べた。

ルーブルはEUと米国のロシア制裁強化を受けて朝から軟調だった。
対ドルで一時2.4%下げ、3月3日以来の値下がり率となった。

米株式市場ではS&P500種株価指数が1.2%下落。
欧州、中国の株式市場も軒並み下げた。
米国債市場では10年債利回りが5月29日以来の水準に低下した。
住宅着工、製造業景況指数

ブルームバーグ・ドル・スポット指数は住宅着工統計 を受けて下落。

米商務省が発表した6月の住宅着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は89万3000戸と、前月から9.3%減少した。

労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は30万2000件と、前週から3000件減少した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は31万件だった。

米フィラデルフィア連銀が発表した7月の同地区製造業景況指数は予想を上回って上昇し、2011年
3月以来の高水準となった。

先物市場は2015 年9月までに政策金利が引き上げられる確率を72%まで織り込んでいる。
7月初めの時点では69%だった。

政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利誘導目標は2008年12月から0から0.25%のレンジに据え置かれている。

先進10カ国の通貨で構成されるブルームバーグ相関加重通貨指数によると、円は年初から4.3%上昇し、ニュージーランド・ドル、オーストラリア・ドルに次いで3番目に大きい値上がり率。
ドルは0.2%、ユーロは2%それぞれ下げた。

原題:Yen Rises to 5-Month High Versus Euro on Ukraine, GazaTurmoil(抜粋)

◎米国株:下落、ボラティリティ指数は大幅上昇-地政学リスク懸念で
米株式相場は下落。

ウクライナと中東での緊張が高まる中でシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)はここ1年余りで最大の上げとなった。

S&P500種 株価指数は前日比1.2%安の1958.12。
この3カ月で最大の値下がり率。

ダウ工業株30種平均は161.39ドル(0.9%)下げて16976.81ドル。
VIXは32%上昇の14.54と、2013年4月以来の大幅な上げとなった。

ハイマーク・キャピタル・マネジメントのファンドマネジャー、トッド・ローウェンスタイン氏は「不安感から売りが出ている」とし、「市場は地政学リスクにひどく敏感だ。バリュエーションやこのところのM&A(企業の合併・買収)の動きを踏まえ、地政学的なショックが起きると市場参加者は売る理由を探すだろう」と続けた。

相場は取引終了前の1時間で下げを拡大。
イスラエルがガザ地区で地上戦を開始したことに反応した。

この日はまたウクライナ東部の上空でマレーシア航空機が撃墜され、乗員・乗客295人全員が死亡。ウクライナ政府は親ロシア派の反政府勢力による攻撃だと主張しているが、親ロシア分離派は関与を否定している。

マレーシア機墜落
マレーシア機が墜落したのは、ウクライナで続く武力衝突の中心地であり、
ここではこの1カ月に複数の航空機が撃墜されている。


ロシアのプーチン大統領は繰り返し同国の関与を否定している。
米国は今週、ロシアがウクライナの反政府派に武器を供与していると指摘した。

各国の航空会社はウクライナ上空の飛行を回避する措置を取った。

デルタ、アメリカン航空グループ、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスは全て株価が下落した。

この日の相場 は朝方から軟調だった。
米国と欧州連合(EU)がロシアに対する制裁を拡大したことが背景にある。

VIX は4月15日以来の水準に上昇。
先週は17%上げ、3カ月で最大の上昇となった。
3日には07年以来の低水準で終了していた。

S&P500種の構成企業ではグーグルなど24社がこの日決算を発表。
ブルームバーグがまとめたアナリスト調査によれば、4-6月期に利益は4.5%増、売上高は3.1%増がそれぞれ見込まれている。

セントルイス連銀のブラード総裁は労働市場が改善し、インフレペースが加速していることから、異例な金融刺激策からの撤退が早まる可能性があるとの認識を示した。

総裁は17日、ケンタッキー州オーウェンズボロでの講演で「マクロ経済情勢の改善が現在のペースで続けば、正常化プロセスを早めに始める必要があるかもしれない」と述べた。

主要10業種全て下落

S&P500種では業種別10指数 全てが下落。エネルギー株や工業株の指数が最も下げた。

サンディスクは14%安と、ここ5年で最大の下げ。在庫不足を予想したことが響いた。

マイクロソフトは1%高。
同社はこの日、最大1万8000人を削減する計画を明らかにした。
人員削減の規模は従業員全体の約14%に相当する。

原題:S&P 500 Drops While VIX Jumps on Ukraine, Middle EastTensions(抜粋)

◎米国債:3月来の大幅高-マレーシア機撃墜やガザ侵攻で逃避買い
17日の米国債市場 では10年債が3月以来の大幅高。

マレーシアの民間航空機がウクライナ東部で撃墜されたほか、イスラエル軍がガザ地区への地上侵攻を開始したことで、米国債への逃避需要が高まった。

30年債利回りは約1年ぶりの低水準。乗員・乗客295人が乗ったマレーシア航空機(ボーイング777
型機)がロシア国境に近いウクライナ東部で撃墜された。

ロシアへの制裁強化で米国債は需要を集めたが、マレーシア機の撃墜で逃避需要は一段と高まった。

5年債と30年債の利回り格差は2009年以来の最小となった。

米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が前日、刺激策が依然として必要であると述べたほか、景気回復が加速すれば予想よりも早期に利上げする可能性があると示したことが材料となった。

ED&Fマン・キャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の債券トレーディング担当シニアバイスプレジデント、マイケル・フランゼーセ氏は、「地政学リスクが多過ぎる。イスラエルとガザの中東問題もある。こうした不透明感の中でリスクを取れるはずがない」と述べた。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後4時59分現在、
10年債利回りは前日比8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.45%。
同年債(表面利率2.5%、2024年5月償還)価格は22/32上げて100 15/32。
利回りは3月13日以来で最大となる9bp下げた。

30年債利回りは7bp下げて3.27%。2013年6月以来の低水準だった。

マレーシア航空機の撃墜
ウクライナ内務省が発表した情報によると、アムステルダム発クアラルンプール行きのマレーシア航空機(ボーイング777型)はミサイルを被弾、ロシアとの国境から約30キロメートルのトレーズ付近で墜落した。

インタファクス通信は親ロシア分離派は関与を否定していると報じた。

財務省は24日に150億ドルの10年物インフレ連動債(TIPS)の入札を実施すると発表した。

5月22日に実施された前回の同年限TIPS入札の最高落札利回りは0.339%だった。

5年債と30年債の利回り格差は一時163bpと、2009年2月以来の最小となった。

CIBCワールド・マーケッツのマネジングディレクター兼米国債トレーディング責任者、トーマス・トゥッチ氏(ニューヨーク在勤)は「金融政策をめぐる観測を背景にフロントエンドの国債が最も不安定になっている」と述べた。      

米国債のリターン
バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指標によると、30年債は前日までの2週間で2.4%上昇。

年初来では13.7%上げた。
米国債全体では同期間中に0.4%高、年初来では3%の上昇となっている。

償還期限の短い国債は米政策金利の変動により敏感に反応し、長期債はインフレにより影響を受ける。

商務省が発表した6月の米住宅着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は89万3000戸と、前月の98万5000戸(速報100万1000戸)から9.3%減少した。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は102万戸だった。

GMPセキュリティーズの債券戦略ディレクター、エイドリアン・ミラー氏は、
「市場で特に議論されているのは景気回復のペースで、住宅市場がその大きな部分を占める」
と話した。
フェデラルファンド(FF)金利先物の動向によると、当局が2015年9月までに利上げする
確率は75%となっている。
原題:Treasuries Rallies Most Since March on Downed Plane, GazaCrisis(抜粋)

◎NY金:続伸、4週間ぶり大幅高-ウクライナでの航空機墜落報道で
ニューヨーク金先物相場は続伸。

4週間ぶりの大幅高となった。

マレーシア航空機がロシア国境付近のウクライナ東部で撃墜されたとの報道がきっかけ。

エバーバンク・ウェルス・マネジメントのシニアマーケットストラテジスト、クリス・ギャフニー氏(セントルイス在勤)は電話インタビューで、ジェット機墜落のニュースで「ロシア・ウクライナ間緊張への懸念が高まり、これが安全逃避の買いを引き起こしたのは確実だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物8月限は前日比1.3%高の1オンス=1316.90ドルで終了。
中心限月としては6月19日以来の大幅上昇となった


原題:Gold Posts Biggest Gain in Four Weeks on Jet Crash inUkraine(抜粋)

◎NY原油:1カ月ぶり大幅高、ウクライナ緊張と在庫減で
ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は続伸。

ウクライナでマレーシア航空の旅客機が撃墜されたとのニュースで、1カ月ぶりの大幅高となった。製油所稼働率の上昇で先週の米原油在庫が減少したことも引き続き影響した。

ソシエテ・ジェネラルの石油市場調査米州責任者、
マイケル・ウィトナー氏(ニューヨーク在勤)は
「市場は航空機撃墜に即座に反応している」と指摘。
「こうしたニュースは常に供給不安を招き、市場を神経質にする」と続けた。


ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は前日比1.99ドル(1.97%)高の1バレル=103.19ドルで終了。
6月12日以来の大幅高。
7月8日以来の高値。


原題:WTI Oil Rises Most in Month on Ukraine Tension, U.S.Supply Drop(抜粋)

◎欧州株:1週ぶり大幅安、マレーシア機撃墜で終了間際に下げ幅拡大
17日の欧州株式 市場では指標のストックス欧州600指数が1週間ぶりの大幅安となった。

マレーシア航空機がウクライナ東部で撃墜されたとインタファクス通信が報じたことを受け、同指数は取引終了までの30分間で下げ幅を拡大した

。欧州連合(EU)と米国が対ロシア制裁を拡大したことも
マイナス要因。  

スイスの医薬品メーカー、ノバルティスは1.7%安。

スウェーデンの金属切削工具メーカー、サンドビックは4.1%下げた。

両社ともに四半期利益が市場予想に届かなかった。

一方、英民放最大手のITVは6.2%上昇。

同社の株式6.4%を米ケーブルテレビ(CATV)会社リバティ・グローバルが取得した。

ストックス欧州600指数 は前日比0.9%安の339.74で終了。

月初来下落率は0.6%となった。
ウクライナ内務省の当局者によると、反政府勢力がロシアとの国境に近い東部上空を飛行中のマレーシア航空機を撃墜した。
乗客は280人、乗員は15人だったという。

17日の西欧市場ではギリシャとアイスランドを除く16カ国で主要株価指数が下落。

仏CAC40指数は1.2%、
独DAX指数は1.1%それぞれ下げ、
英FTSE100指数は0.7%安となった。

原題:European Stocks Retreat as Ukraine Tension Escalates WithCrash(抜粋)

◎欧州債:フランス国債上昇、利回り過去最低に-対ロシア制裁拡大で
17日の欧州債市場ではフランス国債が上昇し、10年物利回りは過去最低を付けた。

ウクライナ問題をめぐる対ロシア制裁が拡大されたことを背景に、ユーロ圏で比較的安全とされる国債の需要が高まった。

オーストリアとベルギー、オランダ、フィンランドの国債も買われた。

米国と欧州連合(EU)は対ロ制裁で共同歩調を取り、制裁措置の対象となるロシア企業を発表。

これを受けて、欧州株式相場は下落した。

フランスとスペインがこの日実施した入札で、借り入れコストはこれまでの最低となった。

マレーシア航空機がウクライナで撃墜されたとインタファクス通信が報じ、ドイツ国債利回りも過去最低となった。

ADMインベスター・サービシズ・インターナショナル(ロンドン)の
ストラテジスト、マーク・オストワルト氏(ロンドン在勤)は
「この日は対ロシア制裁を主因にリスクオフの取引となり、それが国債市場全体に広がった」
と指摘。
「マネーは欧州のどこかに行く必要があるが、資金の流れはフランスやオランダなどに
向かっていることを示唆している」と語った。


ロンドン時間午後5時現在、
フランス10年債利回り は前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.58%。
一時は1.577%と、ブルームバーグが1990年にデータ集計を開始して以降の最低となった。
同国債(表面利率1.75%、2024年11月償還)価格は0.36上げ101.635。

オーストリア10年債利回り は一時4bp下げ1.414%と、これまでの最低を付けた。
同年限のベルギー国債利回りは過去最低となる1.576%、オランダ国債利回りは1.36%まで低下した。
フィンランド10年債利回りは1.312%に下げた。
ドイツ10年債利回りは4bp低下の1.149%となった。

原題:French to Austrian Yields Drop to Records on RussianSanctions(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:
ニューヨーク 西前 明子 +1-212-617-2601 anishimae3@bloomberg.net
;ニューヨーク 森 茂生 +1-212-617-6107 smori1@bloomberg.net

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記事についてのエディターへの問い合わせ先
:大久保義人 +81-3-3201-3651 yokubo1@bloomberg.net
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更新日時: 2014/07/18 06:58 JST