【シカゴ時事】
来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物市場では、大豆の輸出やトウモロコシの作付けが引き続き焦点となりそうだ。
大豆は今週急伸し、トウモロコシは続落したため、投機筋を中心にポジション調整が進む可能性もある。
週明け26日はメモリアルデーのため休場。
毎週月曜日に発表される輸出検証高やクロップ・プログレスは27日に発表される。
今週のクロップ・プログレスによると、トウモロコシの作付け進捗(しんちょく)率は前週比14ポイント上昇の73%と、過去5年平均の76%に近い水準を維持した。ただ、ノースダコタやミシガン、ウィスコンシン、ミネソタは大幅に遅れており、これらの地域がこの1週間でどこまで改善したのかに注目が集まる。
一方、大豆の進捗率は13ポイント上昇の33%(過去5年平均は38%)だった。
大豆輸出に関しては、輸出検証高や輸出成約高で米国産に対する需要が依然として強いことが裏付けられており、「6月需給報告で2013~14年度の期末在庫がさらに下方修正されるのではないか」(日系商社)との見方も出てきた。
米穀物調査会社プライス・フューチャーズ・グループの
ジャック・スコービル氏は
「大豆は今週急伸したため、来週は利益確定売りが出るだろう」と予想。
「トウモロコシはある程度反転するのではないか」と述べる一方、
小麦は依然として米国産に割高感があるため、続落するとの見通しを
示した。
今週の穀物先物相場では、トウモロコシは天候に恵まれ作付けが進むとの
見方から続落。
大豆は輸出増で需給が逼迫(ひっぱく)するとの懸念から急反発した。
小麦は米国産の割高感などを材料に続落した。
23日の終値は以下の通り(1ブッシェル当たり)。
トウモロコシ7月物=前週末終値比5.50セント安の478.0セント、
大豆7月物=50.50セント高の1515.50セント、
小麦7月物=21.75セント安の652.50セント。(了)