【シカゴ時事】
来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物市場では、トウモロコシの作付けなどをめぐり、天候が引き続き焦点になりそうだ。
週末9日には米農務省の需給報告が予定されている。
低温や降雨による作付けの遅れが懸念されているトウモロコシは、今週は天候に恵まれ、米中西部での作付けは進展したもよう。
来週もおおむね曇りか晴れで、温暖な天候が予想されている。
米農務省のクロップ・プログレスによると、4月27日時点の作付け進捗(しんちょく)率は19%と、依然として過去5年平均(28%)を下回った。
週明け5日の発表で進捗率がどこまで上昇しているかに関心が集まっている。
農務省の干ばつモニターによると、プレーンズの一部が依然として「例外的な干ばつ」とされるなど、小麦産地の干ばつが深刻化。
カンザス州などは来週も雨が少ないと予想されており、相場にとっては支援材料になる。
9日の農産物需給報告は、輸出が好調なトウモロコシや大豆の期末在庫が下方修正されるかが焦点になりそうだ。
今週の穀物先物市場では、トウモロコシは天候に恵まれ、作付けが進展したとの見方から下落。大豆も需給逼迫(ひっぱく)が緩和されるとして値を下げた。
小麦はプレーンズの干ばつへの懸念から上伸した。
2日の終値は次の通り(1ブッシェル当たり)。
トウモロコシ5月物=前週末終値比13.00セント安の494.00セント
▽大豆5月物=17.25セント安の1480.75セント
▽小麦5月物=7.50セント高の707.75セント。(了)