2月14日(ブルームバーグ):
きょうの日本株市場で
、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。
住友不動産 (8830):前日比4.2%安の4228円。
13日午後発表の第3四半期決算を受け、ドイツ証券では好調な業況を確認できるが、その絶対的なレベルがすでに高いためにモメンタムは鈍化していると指摘した。
マンション販売や仲介件数など今期の業績をけん引したセグメントは経済状況悪化に伴い減速すると予想した。
キリンホールディングス (2503):9.2%安の1293円。
14年12月期営業利益は前期比2%減の1400億円となる見込み。
ブルームバーグが集計したアナリストの事前予想平均1520億円に届かなかった。
ゴールドマン・サックス証券では、前期実績、今期計画、株主還元ともに想定を下回り、ネガティブと指摘。
会社側の今期営業利益計画達成の難易度は低くないとも分析した。
長谷工コーポレーション (1808):6.7%安の679円。
14年3月期純利益予想を150億円から230億円(前期比76%増)に上方修正した。
固定資産売却益に加え、法人税など調整額が減少することが貢献する。
未定としていた期末配当予想を3円とした。
SMBC日興証券では、6期ぶり復配公表で利益率も改善しているとしながらも、短期的には材料出尽くしとし、投資判断の「中立」を継続した。
住友ゴム工業 (5110):3.7%安の1338円。
資本・業務提携する米グッドイヤーから合弁事業の解消の申し入れがあったと発表。
国際商業会議所に対する仲裁申し立てもあり、同会議所から正式な通知を受領したという。
クレディ・スイス証券では、今回のリリース内容はサプライズとし、申し立ての決着には数年かかるとみられ、決着した場合の具体的な合弁事業解消方法なども不透明だと指摘した。
東京エレクトロン (8035):5.5%高の5863円。
半導体製造装置最大手、米アプライド・マテリアルズは12日、2-4月(第2四半期)の売上高が前期比で最大10%増加するとの見通しを明らかにした。
顧客の半導体メモリーメーカーが生産設備改善のため支出を増やしているため。
東京エレク買収で今年下期の承認を予想していることも明らかにした。
アルバック (6728):8.7%高の1892円。
14年6月期の連結経常利益見通しを70億円から前期比44%増の90億円に上方修正した。
為替差益など営業外収益が増えた。
北越紀州製紙 (3865):4.8%安の415円。
13年4-12月営業利益は前年同期比71%減の8億1200万円だった。
原燃料価格の高騰が響いた。
据え置いた通期計画(35億円)に対する第3四半期までの進ちょく率は23%にとどまり、通期計画達成への不透明感が高まった。
ポーラ・オルビスホールディングス (4927):9.8%高の3875円。
14年12月期営業利益は前期比10%増の177億円となる見通し。
主力のビューティケア事業で増収増益を目指す。
同時に16年度を最終年度とする中期経営計画を発表、14年度以降の連結配当性向を50%以上とすることも明らかにした。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、大幅増配見通しを発表した点でポジティブな印象とし、投資判断「アウトパフォーム」を継続した。
三井海洋開発 (6269):6%安の2583円。
13年12月期純利益はその前の期に比べて4.5%減の49億円だったもよう。
従来予想は65億円で、増益予想が一転して減益となる。建造中の浮体式潮力・風力ハイブリッド発電システムについて減損処理を計上するほか、未収入金の貸倒引当処理を行うことが要因。
高砂熱学工業 (1969):12%高の936円。
13年4-12月営業損益は6億8100万円の黒字と、前年同期の14億円の赤字から改善した。
設備工事を中心に売上高は1割近く減ったが、受注は伸び、第3四半期末の繰越高は前年同期を26%上回る。
前期比57%増の56億円の営業利益を見込む14年3月期計画は据え置き。また、発行済み株式総数の2.33%に当たる200万株の自社株消却を3月31日付で行う。
ヤフー (4689):3.7%高の613円。
ゴールドマン・サックス証券では、目標株価を650円から750円に変更するとともに、強い買い推奨である「コンビクション・リスト」に新規採用した。
EC事業のさまざまな具体策が明らかになり戦略面の先行き不透明感が解消、成果が順調に表れていると評価した。
富士ソフト (9749):8.7%安の2151円。
14年12月期営業利益見通しは78億円と、市場予想93億円を下回った。
同時に16年12月期に82億円を目指す3カ年予想も開示した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、営業利益計画は同証券やコンセンサスを下回る上、同時発表の中期計画も利益成長を狙わないなどネガティブだと指摘。株式市場には失望を与えた印象だとした。
東光 (6801):16%高の381円。
村田製作所(6981)は同社に対する株式公開買い付け(TOB)価格を従来の300円から400円に引き上げると発表。
中国商務部から認可証書を受領し、国内外の競争法に基づく必要な手続き・対応が完了したとしている。東光は賛同の意を表明し、株主に応募を推奨した。TOB価格にさや寄せの動き。
明治ホールディングス (2269):1.9%高の6490円。
13年4-12月営業利益は前年同期比38%増の317億円だった。
食品分野での「プロバイオティクス」を中心とした乳製品の伸びと全般的なコスト削減が寄与、医薬品分野では医療用が好調だった。
前期比32%増の340億円とする14年3月通期計画に対する進捗率は93%。
野村証券ではプロバイオだけでなく菓子、健康栄養も好調で、見た目以上に良い決算と評価。
投資判断「買い」を継続した。
アライドアーキテクツ (6081):15%安の3060円。
「モニプラFacebookサービス」などマーケティング支援業務の伸びで、13年12月期の営業利益は前の期比99%増の3億2400万円だった。
今期も同業務を中心に新規事業の立ち上げも進め、前期比24%増の4億100万円と増益を見込むが、増益率の鈍化を嫌気する売りに押された。
ミクシィ (2121):1000円(19%)高の6240円でストップ高。
スマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」のヒットを受け、14年3月期営業損益見通しを16億円の赤字から2億円の黒字に上方修正した。
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更新日時: 2014/02/14 15:26 JST