2月14日(ブルームバーグ):
米投資ファンドのローンスターがホテル・レストラン運営の目黒雅叙園
(東京・目黒区)の売却に向け、入札を行っていることが分かった。
事情に詳しい関係者によると、売却価格は1100億-1300億円程度となる
可能性がある。
雅叙園をめぐっては、過去3回入札が行われたが、不動産市況の低迷を背景に売り手と買い手の希望価格が折り合わず、不調に終わっていた。
今回はアベノミクス効果で市況が回復しており、成立すれば、久々の大型案件となる。
ブルームバーグ・ニュースが入手した書類によると、目黒雅叙園の購入希望者は今月末までに入札申し込みを行い、3月上旬に優先交渉権者を決める。
ローンスターは6月に売却する意向。関係者によると、1300億円程度で売却したい考えとみられる。
ローンスターグループのハドソン・ジャパン のデビッド・ニシダ氏は、ブルームバーグ・ニュースに対し、目黒雅叙園の入札についてコメントできないと述べた。
安倍晋三政権下での日銀の大胆な金融緩和を背景に、不動産投資マネーが東京、大阪や名古屋、福岡など大都市圏に流入し始めている。
東京では物件の取得競争が激化。オフィスビルの投資収益率が低下してもなお取得意欲は高い。
不動産証券化協会がまとめた日本版不動産投資信託(Jリート)による昨年の資産取得額(引渡日ベース)は前年比3倍弱の2兆2330億円と過去最高を記録した。
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更新日時: 2014/02/14 12:26 JST