1月28日(ブルームバーグ):
きょうの日本株市場で、
株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。
任天堂 (7974):前日比4.1%安の1万2720円。
ゴールドマン・サックス証券では、投資判断を「中立」から「売り」へ引き下げた。市場は画期的な経営戦略の導入を期待しているが、株価はそうした楽観的見方を過度に織り込み済みと指摘。
14年3月期営業損益予想を373億円の黒字から327億円の赤字(会社計画350億円の赤字)、来期を778億円の黒字から98億円の黒字にそれぞれ下方修正した。
新たな目標株価は1万1000円。
ソニー (6758):2.7%安の1665円。
格付け会社ムーディーズ・ジャパンは同社の発行体格付けと長期シニア無担保社債格付けを「Baa3」からジャンク級(投機的格付け)の「Ba1」に引き下げたと発表した。
収益回復の遅れを懸念したことが要因としている。
見通しは「安定的」とした。
スクウェア・エニックス・ホールディングス (9684):3.4%高の2669円。
「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズ初のスマートフォン・タブレット向けゲーム「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」が、サービス開始4日間で100万ダウンロードを突破したと発表。
東証1部売買代金首位となった。
日立国際電気 (6756):3%高の1456円。
14年3月期営業利益予想を125億円から155億円に増額した。
前期比では2.5倍へ増益幅が拡大する。
エコ・薄膜プロセス部門でのロジックメーカーやファウンドリーの設備投資継続などで受注が急増したことが要因。
ゴールドマン・サックス証券では、業績の着地ならびに会社新計画は市場コンセンサスを上回るポジティブサプライズだと指摘した。
JSR (4185):6.2%安の1809円。
きのう午後に昨年4-12月決算を発表したことを受け、大和証券では実績は従来の会社計画および同証券予想を下回る進行で印象はネガティブと指摘。
今期の下方修正リスクを残していることや今期が減益に転じる可能性があること、来期予想株価収益率(PER)で割安感が見出しにくいなどとして、短期的には慎重な投資スタンスが妥当とした。
下落率はきのうを上回った。
川崎重工業 (7012):2%高の462円。
JPモルガン証券は投資判断を「オーバーウエート」へ引き上げた。
精密機器事業の油圧機器と船舶事業はサイクルのボトム圏にあるなどとし、2014年3月期営業利益予想を560億円から678億円(会社計画600億円)、来期を650億円から805億円に増額、再来期を905億円と予想した。
新たな目標株価は550円。また、会社側は28日午前、ノルウェー社と大型オフショア作業船の造船契約を締結したと発表した。
アイ・オー・データ機器 (6916):100円(15%)高の766円と、ストップ高。
14年6月期の連結営業利益見通しを11億円から前期比2.4倍の15億円に上方修正した。
「ウィンドウズXP」の移行需要と年末商戦の盛り上がりから、上期(13年7-12月)に液晶モニターやハードディスクの販売が好調に推移したことなどを踏まえた。
KDDI (9433):3.1%安の5781円。
クレディ・スイス証券は投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に引き下げた。
同社個別要因での格下げではなく、従来以上に国内移動体通信事業のマクロ環境を厳しく見る必要があると判断したとしている。
通信セクター投資評価は「オーバーウエート」から「マーケットウエート」に下げ。
日立ハイテクノロジーズ (8036):6%安の2318円。
13年4-12月営業利益は前年同期比16%減の136億円だった。
ファインテックシステム部門がハードディスク関連製造装置などの低迷で大幅な減収となった。
前期比48%増の280億円とする14年3月期計画に対する進捗率は48%にとどまる。
日立化成 (4217):3.1%安の1490円。
14年3月期営業利益予想を310億円から280億円(前期比19%増)に減額修正した。
タッチパネル周辺材料や銅張積層板、タイの製造拠点での自動車部品の売り上げが想定を下回ることが要因。
ブルームバーグ・データによるアナリスト17人の同予想平均値は306億円だった。
太陽誘電 (6976):4.9%安の1307円。
クレディ・スイス証券では投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。
新目標株価は1200円。来期以降の増益率も高くなく、バリュエーションも来期PER21倍とセクター平均の17-18倍に対し割高感は否めない、との見方を示した。
やまびこ (6250):1.9%高の3585円。
コスト低減を狙い、産業機械製品の主要構成部品を製造する子会社をベトナムのホーチミン市近郊に設立したと発表。
8月に稼働開始の予定で、今後の採算性向上につながるとみられた。
アトム (7412):2.1%高の538円。
13年4-12月営業利益は前年同期比38%増の23億2800万円だった。
アトム北海道の連結子会社化の効果もあり、主力のレストラン事業が伸長。
中でも、ステーキ宮業態の店舗数が第3四半期末に100店舗に乗せ、売り上げ、利益とも好調だった。
前期比17%増の28億7200万円を維持した14年3月期計画に対する進捗率は81%。
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東京 長谷川敏郎 thasegawa6@bloomberg.net
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更新日時: 2014/01/28 15:30 JST