1月20日(ブルームバーグ):
きょうの日本株市場で、株価変動材料があった銘柄の午前終値は以下の通り。
任天堂 (7974):前週末比11%安の1万3070円。
2014年3月期の連結営業損益が従来予想の1000億円の黒字から、350億円の赤字に転落する見通しと17日発表した。
年末商戦でハードウエアの販売が振るわず、ソフトウエアの売り上げが予想を大きく下回った。
期末配当予想も260円から100円に減額。
SMBC日興証券は目標株価を1万1000円から9500円に下げた。投資判断は「アンダーパフォーム」を継続。
クリスマス商戦ではゲーム機「Wii(ウィー)U」の販売が加速しなかったことは来期以降の業績に対しても大きな懸念材料、と同証は指摘。
ホシデンが6.4%安の560円、
ミツミ電が4.2%安の782円、
メガチップス (6875)が3.4%安の1530円、
日本写真印刷 (7915)が1.7%安の1599円など。
任天堂が今期の「WiiU」の販売予想を従来の900万台から280万台に引き下げ、業績予想を下方修正したことを受け、任天堂のゲーム機部品などを手掛ける銘柄群に需要減退を警戒した売りが広がった。
日本CMK (6958):10%安の291円。
14年3月期の連結純損益を従来予想の10億円の黒字から、38億円の赤字に落ち込む見通し、と17日発表した。
子会社閉鎖・国内生産体制見直しに伴い、18億円程度の特別損失を計上する予定であることが響く。
同社はプリント配線基板を手掛ける。
JXホールディングス (5020):1.3%安の543円。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が17日付で、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に、目標株価を790円から500円に引き下げた。
円安などによる輸入原油コスト上昇に対し、特に家庭向けの比率が高いガソリン販売でスプレッド低迷が顕著だ、と同証は指摘。現状では、需給バランスなどが改善する見通しが立たない、と分析している。
トヨタ紡織 (3116):1.7%安の1277円。
クレディ・スイス証券が17日付で、目標株価を1300円から1200円に引き下げた。
投資判断は「アンダーパフォーム」を継続。
売上高の9割強をトヨタに依存しており、トヨタグローバル生産台数の低成長下で数量効果は限られよう、と指摘した。
新しい営業利益予想は、今期が330億円(従来360億円、会社計画300億円)、来期が350億円(従来400億円)。
味の素 (2802):4.5%高の1545円。
みずほ証券が17日付で、投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を1460円から1950円に引き上げた。
アミノ酸バルクの業績底入れ見通しのもと、海外主導で来期から過去最高益を更新する成長路線に回帰すると予想。
15年3月期の営業利益予想を740億円から780億円、16年3月期を840億円から920億円に増額した。
新光電気工業 (6967):3.6%高の960円。
BNPパリバ証券が17日付で、投資判断を「ウェート下げ」から「買い」に、目標株価を750円から1100円に引き上げた。
営業利益は円安を支えに13年10-12月期に底を打ったもようで、14年7-9月期まで前四半期比ベースで増加が続く見込みと予想。
業界全体の在庫調整で減少していたMPUパッケージの販売数量は14年1-3月期から緩やかに増加へ、と指摘している。
鳥居薬品 (4551):ストップ高に当たる700円(22%)高の3905円。
スギ花粉症を対象とした減感作療法薬「シダトレンスギ花粉舌下液」の国内製造販売承認を取得した、と17日発表。
発表資料によると、同薬は舌下に投与する減感作療法薬で、国内で初めて承認された。
従来の皮下注射による減感作療法と比べ、自宅での服薬が可能。
注射による痛みもなく治療ができることなどが特徴という。
ニッパツ (5991):4.1%安の1196円。
玉村和己社長が、15年3月期の連結業績について、連続での最高益更新は
難しいとの見通しを示した、と18日付の日本経済新聞朝刊が報じた。
海外の生産拠点立ち上げに伴う費用が先行する一方、国内の自動車用バネなどの販売が伸び悩むため、としている。
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更新日時: 2014/01/20 11:54 JST