12月18日(ブルームバーグ):
きょうの日本株市場で、株価変動材料の出た銘柄の終値は以下の通り。
銀行:
三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)が前日比3.8%高の410円、
三井住友フィナンシャルグループ (8316)が3.3%高の2888円など。
ドイツ証券は17日付で主要行の投資判断を「マーケット並み」から「オーバーウエート」に引き上げた。
新政権による国債増発を受けて長期金利が徐々に上昇するとの見方が多く、イールドカーブのゆっくりとしたスティープニングが銀行株にポジティブ、と指摘した。
ソフトバンク (9984):4.8%高の3130円。
子会社化を表明している米スプリント・ネクステルが、無線通信会社クリアワイヤに対して1株当たり2.97ドルの修正買収案を提示し、クリアワイヤの取締役会が受け入れを承認した。
また、スプリント買収資金として、みずほコーポレート銀行など計4行から、総額1兆6500億円のつなぎ融資(ブリッジ・ローン)を借り入れると発表した。
東急不動産 (8815):5.8%高の566円。
ドイツ証券は17日付で、目標株価を480円から540円に引き上げ、投資判断「買い」を確認した。
自民党を中心とする政権運営で、物価目標2%の導入や国土強靭化基本法の制定が見込まれることなどから、株式リスクプレミアムの低下が加速度的に進むと予想した。
同様に目標株価を340円から420円に引き上げた東京建物 (8804)も6.4%高の385円。
リコー (7752):7.8%高の890円。
クレディ・スイス証券は17日付のリポートで、13年のアナリスト推奨銘柄として挙げ、2013年3月期業績はネット構造改革効果の上振れ余地のおかげで会社計画達成の確度が非常に高いと指摘。
中長期的にみても、着実にノンハードを成長させており、相対的な勝ち組のポジションにいる、との見方を示した。
ヤマハ発動機 (7272):3.1%安の932円。
クレディ・スイス証券は17日付リポートで、現時点でのバリュエーションは来期業績のV字回復をすでに織り込んだ水準と指摘。
十分な株価の上昇余地を見出すには来期業績の上振れなどが必要として、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に引き下げた。
東京ドーム (9681):6.3%高の288円。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は17日付で目標株価を330円から370円に引き上げ、投資判断「アウトパフォーム」を継続した。
2-10月期の実績などを踏まえて13年1月期連結営業利益予想を従来の86億円から96億円に増額。
また来期以降も、コンサートを中心とする東京ドームの稼働日数増などで2桁の営業増益が続くとの見方を示した。
TDK (6762):5.2%安の3120円。
JPモルガン証券は18日付のリポートで、12月に入りスマートフォン系部品受注に減速感が出ており、高周波部品の赤字縮小が小幅にとどまるほか、増益で見ていたバッテリー事業の利益も第2四半期並みにとどまると指摘。
13年3月期連結営業利益予想を従来の430億円から会社計画(410億円)を下回る380億円に減額した。
ディスコ (6146):2.8%安の4310円。
野村証券は取材や技術説明会から、TSV(シリコン貫通ビア)に対する半導体と半導体製造装置業界での期待が大きく後退していることが判明した、と18日付投資家メモで指摘。
TSV製造装置による成長期待が大きかったとして、目標株価を5342円から5182円へ引き下げた。
エイチ・アイ・エス (9603):5.1%高の2781円。
野村証券は18日付の投資家向けメモで、海外支店の売り上げの拡大とハウステンボスの好調を確認したと記述。
目標株価を2620円から2980円に引き上げた。
アドヴァン (7463):10%高の922円。
13年3月期の連結営業利益計画を30%増額して35億8000万円を見込む、と17日発表した。
前期比では10%の減益予想が一転、16%の増益に転じる見通し。
事業環境の好転などで売上高が増加する見込みであるほか、コスト低減や合理化も収益回復に寄与した。
また、1株当たり期末配当も25円から30円への増配を見込んだ。
IBJ (6071):5.1%高の2469円。
未定としていた12年12月期期末配当について、1株当たり25円にすると17日に発表した。
加えて、6日に大証ジャスダック市場に上場したことを受けて5円の記念配当を実施、合計で1株当たり30円の配当を見込む。
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更新日時: 2012/12/18 15:33 JST